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春日荷茶屋から通りに出てタクシーを拾おうと歩いていたら右手に、和洋館があった。
何だろう?と色々調べて
「奈良国立博物館 仏教美術資料研究センター」てあることがわかった。
調べによると一般公開もしているらしい。
機会があったら入ってみたい。
内装もとても気になる。
■奈良国立博物館 仏教美術資料研究センター
公開日・時間
毎週水、金曜日
9:30~16:30
◆建物について
建物は、明治35年(1902)竣工、同年奈良県物産陳列所として開館し、県下の
殖産興業と物産の展示販売をおこなう施設として利用されました。設計者は、建
築史学者で当時奈良県技師として古社寺保存修理事業に尽力した関野貞(せきの
ただし)(1867-1935)です。
木造桟瓦葺(さんがわらぶき)で、小屋組(こやぐみ)や壁などに西洋建築の
技術をとりいれつつ、外観は和風を基調としています。正面に唐破風造(からは
ふづくり)の車寄(くるまよせ)をつけた入母屋造(いりもやづくり)の中央楼
(ちゅうおうろう)から、東西に翼部(よくぶ)を延ばし、その先に宝形造(ほ
うぎょうづくり)の楼(ろう)をおいており、その左右対称の優美な姿は、宇治
の平等院鳳凰堂を彷彿させます。細部に割束(わりづか)、蟇股(かえるまた)、
虹梁(こうりょう)、舟肘木(ふなひじき)など、飛鳥時代から鎌倉時代にかけ
ての伝統的な建築様式を取り入れる一方、窓にはイスラム風の意匠もみられます。
構造・意匠に東西の要素を巧みに取り入れた明治中期を代表する近代和風建築と
して高く評価されています。
◆耐震補強改修工事について
平成21年(2009)10月から23年(2011)3月にかけて実施した工事では、耐震補強と同時に建物内部の歴史的・文化的価値を高めるために部分的な復原をおこないました。明治の開館当初の、中央楼から西翼部にかけての広々とした空間と、木製アーチ、クリアストーリー(採光窓)が甦りました。
http://www.narahaku.go.jp/guide/05.html
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