風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

オバサンとのボーダーライン

2005年01月20日 | 清水ともゑ帳
友人が怒っていた。
「おばさん、おばさん」と20代の二人の男性に声をかけられ、道を尋ねられたからだ。
彼女の憤慨は二つある。
一つはまだ30代半ばで独身の自分に、なんで「オバサン」と声をかけるのか。
二つ目は見知らぬ他人に道を訊くのに、なんで「すみません」とか言って声をかけられないのか。

そんなことがあって友人と、「オバサンと見えるか見えないかの境界線はなんだろう」…という話になった。
私がいつも思うこと。
例えば吉永小百合とか黒木瞳に対しては「おばさん」なんて言えないなぁと思う。
きれいかどうかということもあるかもしれないけれど、年齢的にはおばさんでもおかしくない。
そして、そして、森光子とか橋田寿賀子も、世間一般の人に比べておばあちゃんって感じじゃない。
芸能人を例にあげるのはちょっとなぁと思うけど、そういう女性って見渡してみると身近にも結構いる。

いったいどんなところに気をつけていれば、「オバサン」のイメージから遠ざかることができるのかなぁと思う。
別の友人に話したら、「それは変化することを恐れないこと」と言いきった。
「今の生活だけを守っていくことだけ考えてると老ける」と彼女は言うのだ。
うわぁ、私ってそれにかなり近い。
これをしたらオバサンとか、これを気をつけていたら若く見える…とかっていう、
はっきりしたボーダーラインがあれば、とっても努力しやすい。
欲張りな話だけど、見た目だけが若いんじゃなくて、なんかこう内面からにじみ出るものがあればいいなぁと思う。
色気や華やかさとは別に、気品とか知性とか慎み深さとか…はぁ、どれも遠い道のり。

私は40代だけれど、人から見たらどうなのかなぁって思う。
(↑心配しなくても充分オバサンだ…と夫のツッコミ)
とりあえず、見た目で私が日ごろ気をつけているのは背中。
最近、ちょっとお肉がついてしまってショックだけど、
背筋がしっかり伸びていることと、歩き方。

おばさん度チェックをしてみたら40%。

つい先日、スケートの岡崎朋美選手が33歳ですごい記録を出して、アンチエイジングと話題になったのは、
とても元気になれるニュースだった。  
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