帰れない二人 / 井上陽水&忌野清志郎
今日は、忌野清志郎の命日です。
今夜の「SONGS」は、5月2日開催のイベント「忌野清志郎ロックン・ロール・ショー」出演のために
集結したアーティストがライブ終了後、会場の渋谷公会堂で、清志郎への思いを語った。
おれも、今夜は清志郎への想いを語りたい。
おれが始めて忌野清志郎のことを知ったのは、高校2年のときに聴いたラジオの深夜放送だった。
オールナイトニッポンだったか、パックインミュージックだったか?
「宝くじは買わない」というRCサクセションの曲だった。
おれは、その歌が好きになった。
その次に聴いたのが「僕の好きな先生」だった。
この歌も好きだった。
ただそのあとおれの生活に忌野清志郎は出てこなくなった。
そのあとに彼が出てきたのは、井上陽水の楽譜の本を買った21歳のときだった。
「帰れない二人」の作詞作曲を陽水と清志郎がやっていた。
「氷の世界」のアルバムに入っていたこの歌をおれは大好きだった。
23歳で死んだ龍彦も好きだった。
そのあとおれの暮らしに清志郎は出てこない。
彼とはまったく縁が無くなった。
おれは、自分の暮らしをコントロールできずに世間に引きずりまわされていた。
50歳を過ぎてからか、忌野清志郎の名前を意識するようになった。
清志郎が癌になってから注意して、彼についての報道に神経を使うようになった。
忌野清志郎、大好きです。
おれより1コ年上、一緒に酒を飲みたかったなァ。
-合掌-