雛祭りのある夫婦の会話

2022年03月03日 | 暮らし



今日は雛祭り、このお雛様は女房が子どものときから飾っているものです。
これまでは妻のいいかげんさもあり、3月3日以降に飾られることが多かった。
それで5月ぐらいまでそのままだったりしたりします。
今年は、私が2月のある日に「お雛様どうするの?」と背中を押したせいか、
2月18日に飾られることになった。
こんなふうにガラスケースの上に置いています。

夫「なあ、日本である男がある人間を殺したら、警察に捕まるよな」
妻「うん」
夫「ある暴力団が、敵対する暴力団を拳銃なんかで襲ったら警察はほっとかないよな」
妻「うん」
夫「暴力団員が人を殺したら、警察は捕まえるよね」
妻「だと思うよ」
夫「じゃ、ある国がよその国に武器を使って侵攻したらどうなるんだ?」
妻「警察がなんとかしてくれないの」
夫「地球には、そんな警察はねぇよ」
妻「それじゃ、侵攻した国はそのままなの?」
夫「いや、国際連合というのがある。国連緊急特別総会というのを開いて、
  ロシア軍の即時撤退などを求める総会決議を、米欧や日本など141か国の
  賛成で採択したんだ」
妻「よかった。それじゃ、ロシアのウクライナ侵攻は終わるの?」
夫「いや、そのときに反対はロシアなど5か国があって、中国やインド、
  イランなど35か国は棄権に回ったんだ。総会決議に法的拘束力はない」
妻「それじゃ、ロシアのウクライナ侵攻は続くの?」
夫「そうだな」
妻「空しいね。地球には警察はないんだ」
夫「ないんだな」
妻「もしこれで、ロシアがしたことでウクライナのことが決まったら、
  その通りになってしまうの」
夫「そうだな」
妻「それじゃ、同じようなことをする国が出てくるかもしれないんじゃない」
夫「現れるだろうな」
妻「そんなんで地球が変わっていいの?」
夫「まずいよな」
妻「・・・・・」

 

コメント
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