カメの眼通信

青空を見上げるカメの眼は、ルビーのような赤い色。

1穴パンチ

2022年09月08日 | Weblog
管理人です。

スッポンの捕獲にのりだします。

ご存じの通り、
スッポンは噛みつきます。
噛まれると痛いです。
血が出ます。

覚悟を決めて、捕獲にのりだします。

マーキング方法も新たに開発しました。
いままでニホンイシガメに行っていた方法は通用しません。
家畜に導入されているイヤータグをヒントに考案しました。

具体的には以下の通り。
割鋲の頭をアルコールで脱脂し、
お名前ペンでナンバーリングを記入。
UVレジンでコートして固定。

捕獲したスッポンの甲後部の薄い部分に、
1穴パンチで直径3㎜の穴を開ける。
採取した組織はアルコール固定。
穴に割鋲を入れて、割鋲のあしを折り曲げて固定。
傷口をヨードで消毒。

耐久性を優先し、
あわよくばスッポンの甲羅干し時に、
ナンバーリングが判読できれば良いと考えています。
フィールドスコープが必要でしょうね。

もちろん再捕獲時に個体識別ができるように考案しました。

自慢ではありませんが、
野生のスッポンにマーキングを行うのは、
この試みが初めてじゃ、ないかしらん。

あとは捕獲するだけ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする