管理人です。
スッポンの捕獲にのりだします。
ご存じの通り、
スッポンは噛みつきます。
噛まれると痛いです。
血が出ます。
覚悟を決めて、捕獲にのりだします。
マーキング方法も新たに開発しました。
いままでニホンイシガメに行っていた方法は通用しません。
家畜に導入されているイヤータグをヒントに考案しました。
具体的には以下の通り。
割鋲の頭をアルコールで脱脂し、
お名前ペンでナンバーリングを記入。
UVレジンでコートして固定。
捕獲したスッポンの甲後部の薄い部分に、
1穴パンチで直径3㎜の穴を開ける。
採取した組織はアルコール固定。
穴に割鋲を入れて、割鋲のあしを折り曲げて固定。
傷口をヨードで消毒。
耐久性を優先し、
あわよくばスッポンの甲羅干し時に、
ナンバーリングが判読できれば良いと考えています。
フィールドスコープが必要でしょうね。
もちろん再捕獲時に個体識別ができるように考案しました。
自慢ではありませんが、
野生のスッポンにマーキングを行うのは、
この試みが初めてじゃ、ないかしらん。
あとは捕獲するだけ。