午前中、サイクリング。中2週間というご無沙汰であった。当然、脚が重いが致し方なし。怪我しない安全走行に努める。行先は、水沢の澄懐堂美術館。中国書画の専門美術館で春、秋の時期にしか開館していない。4月下旬に新館竣工の記念無料開放があって、家族と行っているのだが、書だけの展示で、見出しの画像の絵を見ることが出来なかったので再度訪問(800円)。椿には寄らずショートカットで走る。
この絵「喬松平遠図」を描いたと言われる李成は10世紀、五代から北宋初期の画家。儒家ではあるが進士など登用試験に合格せず、酒の日々となって49歳で亡くなっている。後代の北宋の画家などに大きな影響を与えたという。(一応「伝李成」と表記されている。宋代の別の画家の模写という説もある。真偽は分からない)【画像の真ん中の線は展示ガラスのつなぎ目です】
今、自分はダヴィンチの模写をしているが、西洋では、ダヴィンチの時代頃に始まったとされる「(空気)遠近法」が、既に500年前の中国の絵で描かれているという事実(墨の濃淡とぼかしなどの表現ではあるが)には驚嘆すべきものがある。細かく見ていくと写実的な表現にも驚かされる。じっくり鑑賞。
他の書画も含め、小一時間ほど観覧して、退出。回り道だが、アジア選手権コースを走りに少し登ってから、西山~和無田で帰宅。走行50㎞。
この絵「喬松平遠図」を描いたと言われる李成は10世紀、五代から北宋初期の画家。儒家ではあるが進士など登用試験に合格せず、酒の日々となって49歳で亡くなっている。後代の北宋の画家などに大きな影響を与えたという。(一応「伝李成」と表記されている。宋代の別の画家の模写という説もある。真偽は分からない)【画像の真ん中の線は展示ガラスのつなぎ目です】
今、自分はダヴィンチの模写をしているが、西洋では、ダヴィンチの時代頃に始まったとされる「(空気)遠近法」が、既に500年前の中国の絵で描かれているという事実(墨の濃淡とぼかしなどの表現ではあるが)には驚嘆すべきものがある。細かく見ていくと写実的な表現にも驚かされる。じっくり鑑賞。
他の書画も含め、小一時間ほど観覧して、退出。回り道だが、アジア選手権コースを走りに少し登ってから、西山~和無田で帰宅。走行50㎞。