自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

踏み絵

2019-12-31 | Weblog

 大晦日、一年を振り返る。
 昨年暮れに脊柱管狭窄症が発症し、正月からリハ走の連続だった。もともと姿勢の悪さで背骨が曲がっているが、加齢で椎間板の間が狭くなったこと、腹筋が弱くなって、背筋との釣り合いが取れなくなったことが原因と想像する。腹筋を週に何度かやるようになって、2分で45回しかできなかったのが85~90回はできるようになった。ランニングで左脚の着地を意識するようになってから左脚の違和感も感じなくなってきている。弁膜症は少しづつは進行しているようだし、負荷はなるべく避けるようにはしている。でも自転車走行は5千kmを超えている。乗れば追い込んだりするのを控えめにすればよいかと思うのだけれど。「あの坂を〇kmで越える」などと思ってしまうのは習癖だな。
 美術で今年の忘れられないのは愛知トリエンナーレの例の問題。
 音楽、文学、美術工芸等々、芸術は、中世では、権力者、聖職者のものであった。自己の正統性の装飾物としてあったものだ。経済の発達により市民社会にも普及するようになるが、もともと政治性を帯びるという側面がある。戦争中は言うに及ばすだ。芸術には結果的に権力・権威を補完するものとそうでないもの(関係ないもの)とがあるのは理解しておく必要がある。

 また、芸術は表現であり、コミュニケーションツールでもある。ただ、100人のうち8割が同感するか、5%しか同感しないかは、その価値を決めることではない。絵画で印象派が出てきたときは多くの批評家はこき下ろした。洋行帰りの黒田清輝が裸婦像を出展したときには幕で隠された。自分としては「慰安婦の像」(写真)が芸術的に優れているとはあんまり思わないが(隣の椅子に観覧者が座ることが意図されおりその意味では発想が良いと思うが)、展示は自由であるべきだ。もともと展示拒否されたものを集めるという「不自由展」なので、それを展示して、考えてもらうという趣旨は英断でおおいに賛同するが。撤去騒ぎなど、こういうことが「踏み絵」になるようでは、不自由な社会になっていく。表現は自由だ。権力・権威に程遠い、年金暮らしの貧乏庶民にはせめて精神の自由は最後の砦なのである。などと、思いながらの年の暮れ。

 

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描き納め

2019-12-30 | Weblog

 雨降りの一日、婆さん宅で「中村川」のお絵かき。川や岩を絵具と筆で描いたのは何時以来だろうと考えたが、高校1年の美術の時間では描いたことないし、中学校でも記憶にない。多分、小学校以来だろうと思う。この歳になってまた描き始めるとはネ・・・。68の手習いだ。いかんせん、描き方が良くわからない。何も気にせず、ただ筆を動かしていたころが懐かしい。
 などと考えながら、絵の手前の部分の水の表現に苦戦する。アクリルで描いたのを、もう一度油絵具で描き直すし、まぁ多少変でも構わない、来年早々の絵の教室で先生に描き方を教えてもらおう・・・と、とにかく描いてみる。本当は水の透明感を出したい。が、やり方がわからない。これまで、ネットで探してみたが、油絵具での表現方法で良いのが見つからない。
 ということで、今年の絵の描き納め終了(写真)。

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乗り納め

2019-12-29 | Weblog

 午前中は婆さん宅。婆さん、みそ汁をレンジにかけて、そのままテレビに見入っている。気が付いた時には焦げみそ汁だ。ガスの立ち消え安全装置(焦げ付き防止機能)で火事にはならないものの、困ったもんだ。収納庫には新品の鍋が5,6個用意してあるので、鍋には困らないが...。

 午後からは自転車。乗り納め、で行き先はジャンボ干支潜り門の家所、辰水神社。来年の干支、金メダル色のねずみが聖火を持っている。門松も五輪のマーク。座り込んでいるのでねずみにしては尻が重そうだな、といらぬ心配。久居方面に回り込んで帰宅。走行67㎞。

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お絵かき(4)

2019-12-27 | Weblog

  天気があまり良くないときもあって、絵の方に注力。「晴走雨画」というところか。
 アクリル絵具(水彩)で描いているP50号の風景画も細部にかかりだした。あくまで下絵なので、あまり描き込んでもどうかと思うのだけど、23日の絵画教室では、アクリル絵具で90%ぐらいまで描く、と先生。そういわれたが、自分の絵具は買い足しても15色しかないし、アクリル絵具の使い勝手がまだ良くわからないので、そこまで描き込むのはまだ無理ではないかと、思っている。今のところ、色合いも油絵具のようには出せないし・・・。
 ただ、今回反省すべきは、キャンバスへのデッサンを概略の荒いまま描きだしたこと。風景だし、形はおおよそでも良いだろうと、描きながら細部を決めていくつもりだったが、なんども描き直し、非効率だった。少なくとも、描きなれてないし、デッサン力に劣る自分には向いてない進め方だった、と思う。
  楽しいが、難しい。
  

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こんにゃく発見

2019-12-23 | Weblog

  先日、婆さんと市内神戸の「ぎゅーとら」へ買い物。そこで仰天、なんと永源寺の「岡本こんにゃく」を発見。商品は角こんにゃくの1種のみ。価格もそれほど差はない(本店270円(税込)、ぎゅーとら268円(税別))ので、こんにゃく買う目的のサイクリングもいささか色あせてきた感じ。旨い蒟蒻が年中食べられるので言うことないんだけど。しかし、この店は尾鷲の西野商店の干物も扱っているし、なかなか面白い。やはり伊勢市本社のスーパーだけあって特色作りに懸命だ。 
 今日は叔父さんに「野兎の里」(四日市美里町)の「かぶら千枚漬」を送ろうと、サイクリングを兼ねて出動。ペダル入力に気をつけて走行。椿神社でお参りをして帰宅。走行49km。12時から13時半までに入力とは難しいが、同じパワーを出そうとするならば、その短い時間に踏まねばならないので、これは筋力増強になるのでは?と感じたのでけれど、どうなんだろう・・・。

 

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お絵かき(3)

2019-12-21 | Weblog

 ろくろく描いたことのない風景画(蒸留塔;昭石四日市;P8号)は細部に入り込み、なかなか進まない。これではいかんと先日から下絵を始めた「中村川」(雨後の水量の多い時と晩秋時を併せて描いている)に取り掛かる。

 といっても下絵作業の続きである。水彩のアクリル絵具で描いている。先生の助言によっている。絵具は婆さんからの中古譲渡品である。12色しかないので2色買い足した。こんな大きな絵を描いたことがない(スパイク号に立てかけた;写真)ので下書きすら大変だ。縦1m17cmある。P50号。絵の経験者には、何言ってるんだ、と言われそうだ。大きな展覧会などへの出品はこの倍の100号がスタンダードであるからなんだけど・・・。ざっざっと描いている下絵だが、進みが確認できるので、まぁこちらのほうが楽しい。
 サイクリングコースで一番好きな「中村川」だから、ということもある。自転車と絵の統合だな。

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締めの中華そば

2019-12-19 | Weblog

 昨日、録画で、NHK番組で佐藤健が出ている「東京ミラクル;アニメ」(火曜日に放送された)を観た。アニメは好きだが、日本では年間400本の作品が生み出されているという。その低予算と高品質(光と影)を探る趣旨。放送観ての私見だが、どうも手塚治虫氏が鉄腕アトム最初の時、相場の1/5という額で安く引き受けたことが連綿と繋がっていることと、日本の文化(浮世絵等)などに端を発する漫画文化環境で特異なアニメーターの輩出環境がありそうだ。背景美術などでは、油絵を描いている自分にとっても得るところがあった。

 今日は、今年最後の安楽越えサイクリング。ジャイアン号で9時ごろ家を出て、まずは安楽。先日、一年ぶりの心臓のエコー&レントゲン検査を行ったが、どうも少し心肥大があり、僧帽弁もやや逆流が進んでいる状況。こうして少しずつ進んでいくのだろうが、確かに安楽越えも以前のようには安楽には登れなくなってきている。まぁ、乗れるだけでも幸せというものだが、来年の目標は距離5000㎞切りだな(今年は越えてしまったので)。健康維持ならその程度で十分ではないか、と。
 油日神社に立ち寄り、お参りして、11時半ごろ「宇奈月」へ。席はちょうど満員となっており、少し待つ。今年最後の締めの中華そば、大盛り(800円;写真)。麺は1.5倍かな?
 12時過ぎに店を出て、和田~小杉~柘植~関で帰宅。走行92㎞。

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足谷峠

2019-12-16 | Weblog

 昨日の足谷峠、こんなところ(写真)です。一志町側の看板には「ふるさと林道 足谷寺広線 1837m」とあるが、「一志町」とあるので、美杉側を含まない峠(又は峠付近)までの距離かな?実際の峠の標高は、5万分の1地形図でコンタを読むとせいぜい340mぐらいかな、という感じ。左手前の地蔵は、林道開通後新たに置かれたものらしい。開通後20年も経過するとガードレールも汚れ、道もすっかり以前からあったような雰囲気をなしている。

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2年ぶりの鹿フライ定食

2019-12-15 | Weblog

 良い天気なのでサイクリング日とした。8時半過ぎに家を出て、ランチは「鹿フライ」と決め、コースは中勢BP~大仰~波瀬。しかし、今日は矢頭越えではない。
 前々から気になっていた、「足谷峠」越えとする。庄山剛史著「三重の峠」によれば平成8年に林道が開通し、「変わり果ててしまった」峠とある。君ケ野ダム方面から行けば、山中に向けて立派な二車線の道が伸びているし、寺広と言う集落が奥にあることは分かっていたが、行きそびれていた。今日は、反対側の矢頭トンネルへの道から、「ふるさと林道足谷寺広線」の標識があり右へ分岐して登っていく。多分200m程度の登りであろうと想像していたが、後で調べてその通りであった。分岐の標高144m、峠は350mである。矢頭トンネルは標高250m程度なので、この峠は矢頭トンネルへ行くのは面白くないと思う向きには良い道かもしれない。旧矢頭峠(標高370m)みたいに利用されなくて荒れてはいないし、後半の登りはなかなかきついけれど。
 さて、庄山氏が嘆いていた峠の様子は旧峠を知らない身にはなんともわからないが、お地蔵さんが(新たに)置かれ寺広と波瀬を結ぶ生活の道であったことがしのばれる。旧道?を少し登ってみたが、レーサーシューズではそれ以上登れないので諦めたが、すぐ上が峠であるようような気がした(峠道がなくなっていたような気がしたので、旧峠は実際は破壊されていたのかもしれない)。

 峠を下るとほどなく寺広の集落があって、眺望も良い高原の村、という感じ。
 美杉に入って、雨乞い峠はパスして、八手俣川沿いから比津峠へ。比津峠を多気側から越えるのも久しぶり。
 先月下旬に復旧開通した県道の現場を眺めてから、八知の「山里」には12時ごろ到着。鹿フライ定食850円(写真)2年ぶり。12時半、店を出るとき店主と話す。「県道が復旧して比津峠経由で来ることができた。長かった(おおよそ1年半ぶり)。」と。数年前に店主が作ったサイクルラックも使われずにいるようだ・・・。
 家城のコンビニで水補給、津のコンビニでコーヒー休憩し、3時過ぎに帰宅。走行120㎞。

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たまには乗りたくなる

2019-12-10 | Weblog

 午前中、婆さんと散歩をしたりして、昼食後から自転車、1週間ぶり。今年は年間走行距離を5000㎞に押さえるよう予定していて、それは先週で到達したのだけれど、やはり間が空くと乗りたくなる。
 午後1時、気温17度と温かく、晩秋の服装でlook号。まずは、グリーンロードで南下。稲葉園の交差点を左折して、県道659号で久居へ。婆さん宅へのお土産に「味噌伝」で「八方美人」380円を買って、中勢BPで帰宅の道へ。走行63㎞。

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てこレンチ

2019-12-09 | Weblog

 今朝はランニング4.2㎞。速く走るためではなく、左脚のリハビリ。ランニングは自転車に乗る回数よりも多くなってきたのではないか、寒いし・・・すぐあったまるし。効果なのかどうかわからないが、左脚の違和感はこの頃なくなってきた。
 続いて、FIT号のタイヤ交換。先日買った、オデッセイの中古パンタジャッキでやってみると、これがFIT純正より軽く上がる。ジャッキは(少し)大きいほうが良い。油圧ジャッキの方が楽だろうが、置いておく場所がいるのでこれでいいや。
 そのほか、タイヤ交換で使っている道具に、写真の「てこレンチ」と「十字レンチ」がある。どちらも安いもの。てこレンチはナットを外すとき重宝する。55cmまで伸びるので、純正レンチのように馬鹿力で回す必要がない。(締めるときにはトルクがかかりすぎるので使わない。)最初これでナットを緩め、ジャッキアップして次は十字レンチの番。座り込んで、両脚でタイヤを押さえ、左手でレンチの軸を保持して、くるくるとレンチを回してナットを外す。締めるときも併せて、これで速く作業ができる(使うナットサイズの所にマークしている)。純正レンチは、ジャッキの上げ下げと、ナットを最後に締めるときに使うだけ。

 自分でやるのは、お金の節約にもなるし、タイヤの状況の確認もできるので、苦にはならない。

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今年最後の絵画展はしご

2019-12-08 | Weblog

 カラヴァッジョ展の招待券が手に入ったので、折角だから他の展示会も観ようと名古屋へ行ってきた。お目当ては、今日まで愛知芸文センターで開催されている「一水会展」。100号かそれ以上の大作の写実的絵画中心なのでじっくりと観る。美術雑誌などで見かける人の作品はさすがに見ごたえがある。
 隣の会場でやっていた「新芸術展」も観てから、さらに階上のフロアーでやっていた「白日会中部支部 小品展」も観る。展示されているのは4号から15号の自分が普段描いているサイズの絵なのだが、ここまで描けるのか、と参考になる。写真(撮影の影が映りこんでいるが)のF8号の作品はこれぞ写実の人物画、というお手本のような作品で、たまげました。曾劒雄(中国の方)の作品。日展特選受賞の力量のある方。中国の美術大学の准教授。

 最後に名古屋市立美術館まで歩いて「カラヴァッジョ展」。2度目なので本人作品を中心に細部を鑑賞。2度目に引っ掛けた良い機会でした。

 

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パンタジャッキ

2019-12-07 | Weblog

 昨日、冬に備えスパイク号のタイヤ交換をした。最後の後輪を交換し終わって、回して降下させていると、これ以上回すことができなくなり、車体に食い込んだまま、降下できなくなった。コンと叩いて外せて良かったが、ジャッキは回らなく、壊れてしまった。原因は雄ねじが削れ、雌ねじが内部で変形したのではないかと思われる。ネジ山の削りカスがいくつかあった。良く見れば、ねじ山が可動範囲内はすべて削られて山がとんがっている。壊れたのが作業の最後で良かった。
 しかし、このままでは、いざというとき困るので、ネットで安いものを検索すると、安いのは評判が芳しくない。最初の作業中に壊れた、とか・・・。スパイク号の純正ジャッキは10年使用。4輪交換は自分でしているので、4輪×2回(年)×10年ということで約80回(輪)めの使用で壊れたということ。(グリスは時々塗っていた)   
 ということで、今日、焼却場へゴミほりに行ったついでに、三重パーツへ寄ってきた。係の人は早速「オデッセイ」のパンタジャッキを持ってきた。価格は1100円(税込み;工具付き)。600円ぐらいかな、と思っていたが、まぁ大差ない、と購入。ものは古いが、使った形跡はあまりないものだ。ただ、やや大きい(呼荷重も100kg大きい)のでジャッキ入れに納まらない。幸い、スパイク号は床下収納があるので収納はできる。(写真;上はこれ以上降りなくなったジャッキ。下がオデッセイ用。)

 今日の経験で、若いころ、解体屋へ行って、廃車の山を登り、ヘッドランプやタイヤ(ホイール付き)を外して交換したことを思い出す。当時はヘッドランプは左右でスタンレーと小糸を使っていたし(光軸調整も自分で)、タイヤもメーカーばらばらだったな。なんでも1個100円で買えた(自分で外すからね)のは昔のことだ。

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お絵かき(2)

2019-12-06 | Weblog

 昨日は絵画サークルの忘年会。幹事なのでゆっくり味わう暇もなかったが、マジックショーをやってもらったりと面白かった。参加者はほとんど高齢者なので、いろんな特技を持った方がいる。
 忘年会で刺激も受けて、今日はお絵かき。描いたり、消したりで、なかなか進まない。婆さんは「煙突がはっきりしてきた」などと言うが、「蒸留塔」なんだよね。何度言っても「煙突」だ。家に持ちかえって、山の神に見せても「煙突の遠近感が出てきた」などと・・・。絵の題名は「蒸留塔(昭石四日市)」とするか・・・。最初は「(現代の)仏塔」とでもしようかと思っていたが、余計わからんようになるな、と。

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谷中(たんなか)の碑

2019-12-04 | Weblog

  昨日のサイクリング、伊賀市(青山)と津市(美杉)の境の桜峠を下っていると、廃村跡(谷中)がある。以前から少し気にはなっていたが、その頃の走行は、大会等に出るための練習目的であるため、登りでは脚を止めない、下りではコーナーを上手く通過するなどの気持ちで、自転車を止めることはなかった。この坂はこれまで上り下りで3、4回程度は通過しているが、横目でチラリを目をやるだけだった。今回初めて脚を止めた。

 廻りを見れば、あちこちに住居跡がある。斜面に石垣が高く積まれた敷地の跡が見受けらる。現在は鬱蒼とした木立の中にあるが、住人がいた頃は開けてもっと明るかったに違いない。
 自転車で最初に通過したときは、朽ちはてた小屋なども残っていたように記憶している。県道かたわらには墓石がいくつも残っており、一つの墓碑銘を見ると「文政」年号だ。江戸時代からあった集落である。
 ここから山道を下って、明るく開けた所に出ると奥出集落が見えてくる。お寺があって、橋のたもとに石碑が建っていることに気が付いた。寺の由緒でも書かれたものかと近寄って見ると「平和」の文字が(写真)。
 碑文には、ポツダム宣言受諾のすぐ前の、昭和20年7月24日の昼下がり、津市中心部を爆撃したB29が帰る途中に残った爆弾を谷中(たんなか)集落に落としていった。このため、小学生ら7人の尊い命が奪われたという。(石碑は平成になってから村が建てた)無差別に人の命を奪うことをなんとも思わないのが戦争、B29は着陸時に備え爆弾槽を空にするために捨てたのであろうが、こどもたちは楽しく遊んでいただろうにと、しばし佇む。
 当時、谷中には20軒の家があり、戦後一軒、一軒と出て行って、昭和50年に最後の一軒が出て行った、らしい。 

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