自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

坂は嫌い

2016-07-31 | Weblog
 土曜は自転車に乗る気が起らなかった。なんか心臓の調子が良くなさそうな感じ。そういうような歳になってきたかと、散髪でもして気を紛らわす。
 今日の日曜は暑くなりそうな天気だが、昨日の反省から、青山高原に登ることとした今年は初めてで、乗鞍参戦ならば、3,4回は登っているのではないか、と思う。
 榊原の近くまでデポして登りだす。中間点で25分ぐらいだったが、ここで息が切れた。一本松からは殿筋が痛くなって我慢の走行。坂を本気で登っていないから、少し長い坂になると、弱い筋肉が痛くなる。足を着こうかと思いながらよたよたと、結局60分とこれまでにない遅さ。2割遅くなっている。
 こんな風になってきたかと、もう、ヒルクライムは苦手。確かに坂が嫌いになってきた。
 少し休憩して、三角点まで。今日は遠くまで景色が見えるので、三角点に登って伊賀上野や名張の市街、伊勢湾などを眺望し、来た道をかえることに。
 高原道路の「天空の道」は涼しかったが、下っていると暑くなってくる。途中、何人ものチャリダーに会う。昼前に帰宅。
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ヘソをかむ

2016-07-25 | Weblog
昨日、山の神は両親の墓参りに尾鷲へ行っていた。新鮮な魚を見れば、つい買ってしまったようで、刺身の鰹、シマアジ、煮つけ用のムツ、焼き用の鰹の腹も、豆アジのほか、かつおのキモ(肝臓)とヘソ(心臓)を買ってきた。
しょうがを入れて煮つけとするのだが、最近は熊野灘で鰹が上がっているらしく、新鮮な内臓は生臭くない。キモはカワハギのように甘くねっとりともしていないので、味はそれほどでもないが、ヘソは珍味である。
山の神は子どもの時から魚屋でもらったキモやヘソを丼一杯食べていたようで、買わざるを得なかった、という。
心臓疾患のある自分としては、心臓を食べて少しでも良くなればと、かなわぬ望みを抱いて、臍(ほぞ)ならぬ鰹のヘソをかんでみる。
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サイクリングの付き合い

2016-07-24 | Weblog
夏にしては今日も過ごしやすい天気。次女に声かけサイクリングのお付き合い。もう、「練習」はしないので、こういう時が多くとも問題ない。
一志まで車でデポして、そこから、亀が広、猫座坂経由で竹原へ。トイレ休憩して、奥津まで。
途中、伊勢鎌倉駅に立ち寄る。ここは景色も雰囲気も良い駅で、鉄道ファンには少し有名。記念ノートなども置いてある。見ると待合室には鉄チャンらしい若者の姿が。10分後には奥津行きのディゼルカーがやってくる。では、もう少し先で、列車を見物することとして、八知の先の川沿いの道から1両編成の、ゆっくり登ってくる列車を見物する。
奥津の駅に着くとさっきの列車がいる。お腹もすいてきたので、駅で、アマゴ飯やアユご飯を食べて昼食。デザートはアイスクリーム。
飼坂峠を越えて、旧街道で羊羹屋さんへ。しかし、今日もお休み(最近休みが多い)。道の駅へ寄って、軽かったお昼の補給に巻きずしを買って半分ほど食べる。
八手俣川沿いに下って、下の川から清水峠。すでにへばっている次女を休息入れながら峠へ。清水峠を降りて、中村川沿いにあとは下るだけ(写真)。この頃には日差しが出てきて暑くなってきた。しかし、夏の間でこうして日中走ることができるのも、なかなか無い天気だった。走行73km
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ポケモンGO・・・

2016-07-23 | Weblog
仕事の悩みでこの2日眠れず、ややぐったり。涼しくチャリ日和だが、のたのたしていた。これではいかんと、伸びた垣根の選定作業。昼をはさんでやっつけた。
こうして体を動かすと、チャリにも乗ってみようと思う。2時ごろから椿神社へ、ジャイアン号。替えたBBの感触は、まぁ、そこそこ良いかな、と。
椿神社には、何人もの男女の若者が、スマホを一生懸命かざして歩いたり、立ち止まったり。うーん、信心深いとは思われないその立ち振る舞い。ポケGOでした。
たくさんの人が同じ場所で、同じ思いでいながら、各自は自分のスマホ画面を見ている、というのもなんか世紀末的雰囲気では。 自分はガラケーだし、ポケモンゲットなどしようとも思わないけれど、これからさらに進化して、いつかはすたるのかしらん、と思ったり。ヒルクライマーにとっては峠の上にこそ「myポケモン」が居るのかもしれないが…。
帰途は、3Kさんによって、TOPSPEED(写真)をゲット。この錠剤、なかなか良いと思う。5月の琵琶イチの時も脚にこなかった。走行50km。
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祝 高齢者の仲間入り

2016-07-20 | Weblog
とうとう65歳になった。これで、押しも押されぬ高齢者。
心の中では、若年層からは敬われる高齢者、とのイメージでいたが、こういうイメージは何十年も前のことで、自分らが子どもの頃のイメージ。多分、学校教育でしみ込んだものだろう。(お年寄りを大切にしよう…とか)
日本の人口の1/4を超え、26.7%(H27)にもなっている現在では、学校でどう教え込まれているのだろうか?生産者世代が少なくなって、高齢者を支えなければならない、自分たちの将来の不安要素… なのではなかろうか。
高齢者が10%だったのは昭和60年(1985年)、自分にとってはついこの間のことなのだが。
現在、生を受けている人は増やせないから、未来の姿も想像できるのであるが、これから生まれる子どもたちは変えることができる要素だ。そういう社会が必要なのに、有効な政策が打てないのは国をつかさどる人たちの責任だ。役人は来年の予算しか考えていないし、時の政治家は次の選挙しか考えていない。これの繰り返しの結果が今日の姿といえる。
「めでたさも中ぐらいなりおらが夏」誕生日に際して。
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梅雨明け

2016-07-18 | Weblog
今日で梅雨明け。晴天の暑い日だ。午前中は相変わらず、書類の減容。まだまだ山のようにあるが、よっぽど思い切らないと捨てきれない。しかし、1年間触りもしなかった書類など役に立つのか?仕事も今年度で終わりにしたし、もう仕事関係は捨てるのみ。と、言いつつ残っているものもある。本なども多すぎるのだが。
午後から焼却場へ捨てに行く。
天気のいい日に、暑いと言って走らないのは不満が残る。というので、4時過ぎから自転車。椿神社往復。今日はLOOK号で、セラミックBBと昨日のジャイアン号のBBと感触を比べてみることに。
これは、もうセラミックBBのほうが軽い。まぁBBだけで走っているわけでない。チェーン、RDの違い、ホイールハブの違いがあるので一概に言えないけれど。
ところが、速さという点では昨日のほうが速く走ることだができた。風の吹き方も違っているが。気温も今日のほうが暑いし。
18時帰宅、走行43km.
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新BBの感触

2016-07-17 | Weblog
昨日のライドはずいぶんくたびれた。人の面倒を見ながら走るのはくたびれるものだ。
ということで、午前中は昔の仕事の書類の片づけや自転車資料の片づけ。家の中のスペースは限りがあるので、増えすぎたものは処分するしかない。
午後も続けてやっていたが、クーラーも付けづにやっていたので汗まみれ。とにかく湿度が高い。これなら自転車乗っていたほうが涼しい、かな、と考えて、少し乗ることに。昨日はDA7800のハブの手組ホイールだったので、もう少し軽く回るスフィーダのホイールと取り替えて行くこととした。ブレーキゴムも変更。
ジャイアン号のBBは変えたが、昨日は速度が遅く、あまり感触が判らなかったが、今日は目一杯踏んで見て感触を味わう。BB9000はムニュッとした抵抗の分だけ、重い感じだが、登坂での反応ではセラミックBBと比べてもそれほど違和感はない。セラミックBBの1/3の値段を考えればコスパは良いかも。(耐久性に難ありとのネット情報もあるが)まぁ、全天候自転車としてとして使うことができればよしとしようかと。
椿神社近くの登りで追い越したロードが神社でクールダウンしていたらやってきた。中年ロード、ロード新人らしいので話しかける。「ダイエットのため昨年6月から乗り始めた」という。片道10km程度通勤で乗っている。16kg痩せて、健康になった。と話す。16kgとはなかなかすごい。速く、長く走るためにはと、ビンディングペダルをすすめておいた。
乗っているときは確かに涼しいが、結局汗まみれで、18時帰宅。走行43km
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裏武平

2016-07-16 | Weblog
土曜の今日は曇り空の涼しげな天気。パールロードを走り損ねた次女を誘って、能褒野神社までデポし、8時ごろ出発。今日は安楽~裏武平。こういう山岳コースも体験させないと進歩がない、という親心。
しかし、まったく遅い。安楽林道分岐で待つ間に、サイクリングの4人がばらばらに通り過ぎる。次女が来るのを待って、マイペースで登り直す。先ほど通り過ぎた4人の一番最後尾のGIOSの人と並んで話す。なんと、今日が最初のライドという。最初のライドで安楽とは、ネ、お気の毒。どこへ行くの?と聞くと、「わからん、ついていくだけ」と。辛いね、と思いながら先に行くことに。ほどなく2名も追い越して、サミットへ。折り返して、次女の所へ下る。今日は裏武平登る脚を残して、と言ってあったためか、いつもよりゆっくり。
峠で4人と別れて、大河原へ。水補給休憩。
ダムまで上がって、湖畔の道。23、4度の涼しい道を味わいながらゆっくりと走る。追い抜く人は何人も。2度ほど休んで旧料金所跡。ここから山道だが、もう脚が無い様子。6km台が精一杯か。こっちはくしゃみするほど涼しいのだが。また一度休んで登頂。トンネル抜けて、三重県側Pで休憩。予定より30分余分に要して12時になってしまった。下りは安全第一でブレーキをかけながらゆっくりと。先行して下りるグループがゆっくりで下まで付いていくだけで良かった。菰野でランチして、福窯でパン買ってお土産とする。後は306号でデポ地まで。走行69km。距離の2倍ほど走った感じだった、ネ。
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田光2種

2016-07-12 | Weblog
日本酒が「作 玄の智」1種となって、いささか寂しい。で、土曜日に買い出し、市内の太田屋酒店。酒屋の冷蔵庫の中に「田光 雄町」を発見。
田光のなかでも「雄町」は王道、酒屋で見てしまえば、買うしかない。雄町という酒米で醸したこの酒が一番良いな、と思っている。1升買う(3286円税別)ことに。さらに、隣に「田光 槽搾り 1回瓶火入れ」というのがある。精米歩合は65%なので普通。4合瓶で1190円(税別)と身近な値段。まずは飲まないと味はわからない。
瓶火入れのこの酒、要冷蔵と書いてあったのが予想外。2本とも要冷蔵では冷蔵庫が狭くなる。
野菜室に1升瓶を寝かしていると、山の神が帰宅して「あら、まぁ」と、半ば威嚇のお言葉。夏に冷蔵庫を狭くするのは気を使う…。
ワインクーラーなるものがあるようだが、4、5本入るような、1升瓶クーラーを売り出してはくれないかナ。

初めて飲む 「槽搾り」のほうは、作と同じく瓶火入れだが、しっかりした味が好きな方には作より良いかも。早川酒造は親子3人でやっている菰野の小さな酒蔵なのか、なんか味にも独特の個性がある。搾っている槽は木槽で、その味も少しあるかもネ。
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中村川遡行

2016-07-10 | Weblog
今日は天気が良いので、早朝から乗ろうと思っていたが、昨夜、酒を飲みすぎたか、起きたらいつもと同じ頃。山の神は東京の孫宅へ行っているので、一人で朝食を用意して、家を出る。すでに7時20分。
昨日の土曜は天気も悪く、BB交換で、3Kさんへジャイアン号を預けてきたので、今日はLOOK号。朝食を用意した時、MORIコーヒがない。普段はスーパーコーヒー(スーパーで買うコーヒー)を飲んでいるが、土日は少し旨いコーヒーを飲んでいる。で、豆買いに、中村川(細野峠)経由で行くことに。
開店の10時に行けばよいので、そう頑張る必要はない。中村川も矢下(やおろし)の集落から山の中に入る。雨で水量を増した川の流れと、山から下りてくる湿った冷気でずいぶんと涼しい。まったく暑い日には最高の道。今日は久しぶりに飯福田経由。時間が余りそうなので、県道分かれ道のところで休息。涼を楽しむ。
細野峠への登りはゆっくり登り、峠を下って、MORIコーヒーへ。ちょうど10時。後は帰宅の道。久居のコンビニで水補給して、最後の走り。もう暑いが、盛夏ほどでもない。水を首にもかけながら12時には帰宅。
午後から3Kさんへ行って、ジャイアン号を受け取りに。今回、BB9000を付けた(写真)。ネットでみると、BBR60のほうが、手入れもできてよさそうな感じだが、どうなんだろう。確かに分解できたほうがメンテは楽。安いし。(次回の候補)
家の近くを乗ってみたが、シール外しのBBよりは抵抗ある感じだが、以前のBB7800よりは軽く回るので良いかな。ただ、黒色ばかりでなく、他の色も用意してほしい(笑)
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新城 敢闘賞!

2016-07-08 | Weblog
ツール第6ステージ。新城ユキヤ敢闘賞!ゴール手前22kmで捕まったが、よく頑張りました。開幕以来すでに2度落車していたので心配していたが、良かった。
(写真はシクロワイヤードから)
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輪行袋

2016-07-04 | Weblog
土曜に使用した、前輪を外すタイプのジャイアント製の輪行袋。簡便さに引かれて購入したが、かさ張るのので、電車に乗せるには難がある。
電車に乗るならば、やはり前後輪を外すタイプのほうが良い。近鉄急行には車いす用に座席を取っ払った車両をつないでおり、その車両に乗る限り、何とか置ける(車いすの方が乗車されたら移動するけれど)が、そうでないと、ちょっと大変。混んでいたら迷惑千万、となりそうだ。
しかし、特急にでも乗らない限り、簡便さは捨てがたい。収納に10分かからないからネ。以前から持っていたのはオーストリッチロード220なので、適宜使い分けるかナ。久しぶりに輪行袋を利用して、行先が広がった感じだ。
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BBから異音

2016-07-03 | Weblog
午前中は録画したツール第1ステージをゆっくりと見る。6時間も見ていられないので、飛び飛び。
午後からは、まず、昨日乗ったジャイアン号の点検。実は、乗っている間中、BBから異音が止まなかった。クランク回転を止めると異音はないので、BBのベアリングが原因と判断。雨降りには乗らなかった?と思い出すが、小雨の時乗っていたような。
で、クランクを外して、BBベアリングのシールを外して、見てみると、右は異常なかったが、左はベアリングリテーナ(ベアリングを包んで押さえている部品)が赤茶色。なんとも致し方ないが、一応グリスを補給して、ふたをする。
3時から椿往復して、グリス補給の成果を感じてみるも、往路は音は小さくなったが、復路半分ほどから、やはりだめ。異音復活。おまけに変速がイマイチ悪いなと思ってRDを見ると、シフトケーブルのキャップが割れている。これも交換、要修理。
シールを外した、特殊仕様の雨に弱いBBなので、もう少しアフターケアをしっかりやっておくべきでした、反省。走行43km。
(写真は安乗灯台からの海:断面が四角の灯台なので、手すりも角がある)
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お下がりの煎餅

2016-07-03 | Weblog
土曜は、次女とパールロードサイクリングを予定していたが、次女は月のものとなり、行けなくなった。これは致し方ないが、自分としては前から行きたいところもあったので、輪行で実行することとした。
輪行などは、10年近くしていない。しかし、前輪だけを外す輪行袋を2年間に買って、そのままにしていたので、使ってみることに。納めてみると、非常に簡便なれど、やはり後輪の分だけ大きい。座席の後ろに置くとはみ出る長さ。これでは特急など置くところがない、かな。
と考えて、急行で鳥羽まで乗車。車いす表示の所には置くスペースがあったので、ちょうど良い。
鳥羽駅前を10時前に出発。まずはパールロード。今日は確かMS97のメンバーもこの近くから乗るはずと、走りながらきょろきょろ見てみたが発見できず、パールロードへ。自転車では初めての道。アップダウンが多く、嫌になるほど。下りにかかると、もう一度登らねばならず、下りが恨めしい。しかも、今日は蒸し暑い。夏に来るもんではないな、と思いながら汗だくに。
展望台はガスがかかっていて、眺望がきかず、水補給の後早々に戻る。ここからは下り基調だが、それでもアップダウンはある。なかなかタフな道だ。
下って、今日の目的地のひとつ、安乗灯台へ。県道61号で国府まで行くが、この道、自然あふれる狭い道でサイクリングには良い。国府からは県道514号。安乗で昼となったが、問題は食べるところ、集落の中を走って探したが、とてもあるとは思えない。事前に少し調べておいたのだが、すでに営業しておらず、途方に暮れる。結局、灯台園地の中にあるカフェでランチをいただく。こんなところにこんな店があるとは知らなかった。20年以上前に山の神と鵜方からサイクリングで来たことがあったが、その時にあったかどうか、記憶になかった。ランチは「釣りのアジフライ」さすがに鮮度が違って、上品な旨い鯵だった。
灯台にも登ってみたが、天気も良くなって、見晴らしはなかなか。
次の目的地へは「磯部大王自転車道」を利用して磯部まで行くことに。自転車専用とはいえ、民家もあるので、まったく車がいないわけではないので、注意を要するが、家族連れなどには安心な道、という感じ。30kmまでのゆっくりと走るにはよい。
第2の目的地は、青峯山。ここの名刹青峯山正福寺に一度自転車で行きたかった。この間の伊勢志摩サミットではカナダの首相夫妻も結婚記念日にプライベートでハイキングで来ている。
ところが、標識も出ていてわかるだろうとたかをくくって、県道47号をどんどん走っていると、なかなかそれらしき標識がない。自分の影の向きも方向がおかしい。と思って、持ってきた簡便な地図と照らし合わせると、2km以上余分に走っている感じ。Uターンし、登り口を注意深く探すことに。
登り口には看板などなく、路肩に石柱が立っているだけであった。ここから250mほど登る。道は取り付きこそ急だが、勾配は緩やか。暑くなければ良い道だ。
正福寺はこの地域では一番の古刹であり、大きな寺である。山門は市文化財(写真)山の上とて、参拝者は一組だけであった。静かななかで、伽藍の立派さには驚きながら、御参りをする。ここは海難を防ぐご利益があり、2月の大祭には大漁旗で埋め尽くされるとか。
帰りは北側の松尾道を下る。参詣の老人夫婦とお孫さん2人を乗せた軽が下りていくのを見送り、少し間をあけて下りる。
しかし、中腹で追いついてしまう。しばらく軽の後を付ける形になったが、軽が止まって道を空けてくれる。横を通り過ぎると、後ろから「まってや、お兄さん!」と声がかかる。何かしら?、と思って車の傍らに戻ると、助手席のお婆さんが「これ、お下がりや。持って行って」と煎餅一袋を差し出される。
「わたしら、月に一度は御参りしている。あんたも御参りしてくれた。これは仏様のお下がりや。もう一つあるし、あげるさかい、持って行って。」と言われる。
こう言われては、受け取らざるを得ない。今日はデイバックで来ているので、ありがたく、お礼を言って辞し、先行して下る。
松尾の国道交差で信号待ちをしているとさっきの軽がやってきて、国道で追い抜いていく。手を振るとお孫さんが後ろ向いて手を振ってくれる。
帰途は、朝熊道で宇治山田まで走って、そこから輪行。電車の中でお腹がすいたので、さっき頂いた50枚ほど入った煎餅の袋を開ける。「お下がりの煎餅」を味わいながら、少し、人生の幸せとは何か、を考えてみる。
白子駅から自転車を組んで帰宅。走行97km.
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