自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

美術展はしご

2020-01-31 | Weblog

 没後90年岸田劉生展の前売り券を買っていたし、改組第6回日展名古屋巡回展の招待券も入手できたので今日は名古屋へ美術展のはしご。日展では知人の作品もある。
 日展は実は高1の時以来、52年ぶり、2度目と思う。歴史的に著名な画家の展覧会はよく行ったが、現在、現役で描いている画家の作品を見だしたのは、最近で、絵を描きだしてからだ。(高1の時は美術の先生が出品していて、話題づくりにクラスメイトと見にいった)
 描いている以上、やはり色の使い方とか、表現の仕方とかを見る。ずいぶん参考になる。好きな画家のは写真に納める。(写真は、松本貴子の2回目となる日展特選作品「真夜中の魔法」)
 午後は市美術館の岸田劉生展。19年前に生誕110年展を愛知県美で見ているので半分ぐらいは同じ絵を見ることとなったが、今回は自分も描き手の一人として見るので見るところが違うナと思った。自画像が多く集められていて、良かった。  

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中華そばライド

2020-01-30 | Weblog

 今月は4回しか乗っていないなぁ、と思いながらの5回目サイクリング。50号(中村川)の油絵を描きだして、精神的に追い込まれている。描き方が良くわからないし、進まないし、と。おまけに8号(蒸留塔)も細かいところを描きだして、これも進まない。どっぷり絵に支配されているようで、こういう時こそサイクリング。
 ということで、安楽越えて「宇奈月」を目指す。乗る前は、青土ダム経由の100㎞と思ったが、いざ乗り出すと、脚が重く、向かい風のためもあるが、一向に進まない。安楽もなめくじのごとくとろとろ、と登る。坂は苦手の体となった。
 結局、短い鹿深の道コース。ただ同じ道は面白くないので、大原ダム下からは県道129号でそのまま西に向かう。しかし、これが冷たい風との闘い。滋賀県側はまるで曇り空。下りなのに20㎞そこそこ。
 「宇奈月」のランチは中華並みセット(写真)830円。11時半過ぎに店を出て、いつもの帰宅の道へ。さすがに帰途は追い風なので脚も回る。
 加太へ来ると、例の金場の災害復旧か所が「全面通行止め」今日と明日の2日間の表示がある。仕方なしに、バンドウ越え。ゆっくりと山道を登る。久しぶりだし、まぁいいか、と。関からは農免道路、今日は阿野田から県道649で下庄に抜けてみる。初めて走ったが、トラックが少なく、帰宅コースとしてこれもありかな、と思う。走行96㎞。

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カメラと絵画

2020-01-27 | Weblog

 camera とはラテン語で「小さな部屋」という意味である。
ところで、カメラが使用され始めたのは15世紀。と書くと「えっ?」と思われるかもしれない。そう思われる方は「写真」と勘違いされている。自分もそうだった。実用的な「写真」は1836年の「ダゲレオタイプ」の発明からである(写真は像を固定する仕組み)。カメラはずっと昔からあった(絵にするためには手でトレースする必要)。
 暗い部屋の中で、ピンホールから逆様の像を結ぶことを発見してから、それを暗箱の中で実現したのがcameraである。ピンホールはやがて凹面鏡や凸レンズの使用により、より明確な像を結ぶようになり、箱の中に鏡を利用し、正立像を映すようにできるようになった(カメラ・オブスクーラ:obscura ラテン語で「暗い」、即ち「暗室」)。簡易トイレのような暗幕を利用して、野外でも使えるようになっていった。

 15世紀初めに線遠近法が発明されたのはcameraのおかげかもしれないと言われる。フェルメールはカメラオブスクーラを使用していたことが知られている。そのほか、カラヴァッジョ、ベラクルス、ファンエイク、ホルバイン、ダヴィンチ、アングルなどなど・・・も、と。「天文学者が望遠鏡を利用するように、画家はカメラオブスクーラを利用すべきである」ともいう人がいた。(デイヴィット・ホックニー「秘密の知識」(写真)より;本の表紙は、画家である筆者が使っているのはカメラルシーダで1806年に発明された)

 以上、最近読んだ本から、適宜引用。アングルの線に迷いのない見事なデッサンもそうだったのか、となるほどと合点した。
 自分の絵は写真なしには描けていない。2年前の最初の絵は40年前のスケッチのみで描いたが、子どもっぽい絵だ。細かいところのリアリティを追及すると、写真が必要だ。が、素人が写真にとらわれると、作品に力がなくなるので注意が必要だ、と思う(この著者もカラヴァッジョの静物画のリンゴとセザンヌのリンゴを比較してそういうことを述べている)。写真があろうとなかろうと描けるのがプロ級なので、その境地には追いつくことは無いナァ、と。

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かしわ焼肉丼

2020-01-25 | Weblog

 明日から天気が悪くなるようなので、今日はサイクリング日とした。行き先は中村川。油絵具で描きだしたが、しばらく実景を見ていない。やる気がいまいち、ということで刺激を受けに。自走なので8時半前に家を出る。
 中勢BPから久居経由げ島田橋、中村川を遡る。冬となり、木立の葉も落ちて川の景色がいつもよりはっきりと目に映る。次はどこを描いてやろうかな、などと思いをめぐらす。所々で写真を撮って描くための資料とする。
 今描いている現場では道路上からうろうろ歩いて眺める。河原に降りたいがレーサーシューズでは無理だ。何度となく見ているつもりでも、新たな発見があり、まだまだ見足りない。写真から絵を起こすときは実景をちゃんと把握していないとおかしな絵を描いてしまう危険性がある。絵を描くに、見過ぎるということはない、と思う。
 今日のランチは「うきさとむら」久しぶり。一人だし、「かしわ焼肉丼(850円税込み)」とする(写真)。鶏は自分で焼いたほうが良いのだけれどネ、グループで来たい所。
 12時には店を出て、細野峠を越え、moriコーヒーで豆を買って、島田橋からは往路と同じ道で帰宅。走行109㎞。

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鉾杉 仕込み6号

2020-01-24 | Weblog

 酒が無くなってきたので、太田屋へ。田光の在庫は今まで飲んでいたものと、美山錦で醸した酒の2種。一本だけ山田錦の大吟醸が残っていて、店主に「どう?」と勧められたが、8000円には手が出ない。美山錦は軽めになり、好みではない。ということで、店主が勧めたのが「鉾杉 仕込み6号しぼりたて生」(写真)2300円(税別)とお手頃。小さいタンクで作ったいわば試作品とのこと。いただくことに(これで在庫は後3本;(2月7日現在)。
 味の方は、精米65%で鉾杉らしい味。というか鉾杉(多気町五桂)は今まで買ったことがない。燗酒を数度飲んだことはあるが、普通酒でいわゆる酒の味との印象だった。家に少し残っていた、50%精米の鈴鹿川吟醸新酒(3000円)と比べればどっしり米の味で好み。値段からはコスパ良い酒。50%まで磨けばどういう味になるのか気になるところ。

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漆喰修繕作業

2020-01-22 | Weblog

 婆さん宅の屋根・壁修繕も月曜日で終了した。前から2階の軒から漆喰が1階瓦の上に落ちて散乱し、気になっていた。見れば2か所計3m近く軒瓦との間の化粧漆喰が落下している。軒瓦下の化粧漆喰なので無くても問題はないだろうと思ったが、工事足場が組まれたままなので、修繕してやろうと思い漆喰4kg袋を買って昨日から修繕作業開始。
 オープンな場所の漆喰塗りはしたことがあるが、軒瓦下の横樋に挟まれ、手の入りきれない狭い空間の作業は初めて。本式には樋を外して作業するのだろうが、素人ではそうはいかない。足場はあるので安全面は問題ないが、足場や軒の張り出しで4,5回頭を打った。かぶっていたヘルメット(自転車用のふるいやつ)は傷だらけだ。端材でこて板も自作(写真;裏側)し、やる気満々で臨んだが、とてもプロのようにできず、難しくすぐに後悔した。なんとか終えたが3kg強の漆喰を消費する難事業だった。   
 今日は引き続き、1階屋根の軒から落下している箇所をやろうととりあえず、落ちかかった漆喰などをはがしては見たが、家の南側だけでなく東側も痛んでおり、そちら側は足場もなく、とても作業できない。通りからは裏側だし、とてもできないし、まぁしなくても良いかと、中止とした。素人の限界だな。

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鹿深の道

2020-01-19 | Weblog

 明日は予定があるので、天気も良い今日は10日振りの自転車。油日神社にでも寄ってみようと鹿深の道。まずは安楽への道。向かい風が強く、後ろからきたコルナゴ乗りの方の後ろについてしばらく走る。平尾の橋の所で切れる。ところが安楽の東屋で休んでいたので、先行して登るが、途中で追いついてきた。S水さんの知り合いらしい。ということで坂でも先に行ったもらうが、思い出した。白子のクリニックの方だ。今年は伊吹ヒルクラに申し込んでいるらしい。峠で戻る彼とは別れて、油日神社へ。
 お参りを済ませて、柘植~加太。一つ屋でウィンドブレーカーを羽織っていると、女性チャリダーが追い越していく。今日は日曜、ロードも多い。
 関駅で巻きずし(500円にUP)をいただいた。自分はどうも駅で食べるのが好きだ。これは撮り鉄、乗り鉄だった若いころの名残りかも。
 今日は日曜なので、伊勢別街道旧道を走ることに。旧道を走り、楠原の宿場町をじっくり眺め、林集落にある旧明(あきら)村役場庁舎(写真)へ。土日は内部を見学できる。大正5年に建てられたが、国登録有形文化財となっている(2年前曳家&修復)。係りの方がついていただき、じっくり案内してくれる。見学の後は、伊勢別街道と別れ、県道648号で、下庄を経由して帰宅。走行90km

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お絵かき(6)

2020-01-15 | Weblog

 先週末から婆さん宅の屋根・壁の修繕が始まった。30年も経つと和風建築も雨漏りなどの緊急修繕が必要となる。今週一杯は昼間の留守番業務だ。現場で課題があれば対応する必要がある。
 ということで、もっぱらお絵かきタイムの連続。
 慣れぬアクリルで描いている「中村川」下絵は今日で一応終了。来週の絵画教室で先生の意見を聞いて、油絵具作業に移る。ということで、しばらく中断していた「蒸留塔:昭石四日市」にとりかかる(写真)。
 細かいところの作業となっているので、12月6日からの進展はよくわからないぐらい。なんか絵を描くと言うより模型工作をしているような感じだ。細かなパーツを付け加える作業。パーツをつけるとそれらしくなってくる。こんなもんでも、描きだしたから仕方ないかと、とにかく終了まで・・・。

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一粒庵

2020-01-09 | Weblog

 天気も良くなってサイクリング日和。ゆっくりしていたら、9時半となって、まずは伊賀越えへ。風も強めだが、ペダルも重い。調子いまいちだな、と思いながら錫杖湖への道を登る。11時、湖水荘で水を補給して、伊賀越えの道。なんと路面が濡れている。今日は雨の後の伊賀越えだからとフェンダーを付けてきて正解。この道は山の水が出ていることが多い道。
 ところが年末からのカラカラ天気のためか、山の水が出ていない。??と思いながらサミットで休息。大山田への下りでは道路全面水たまりあり、杉の枝葉が一面に積もっている区間ありで、フェンダーの成果が出て!!。
 長野トンネルを抜け、峠を降りる。この道はカーブもそれほどきつくなく快調なダウンヒルが楽しめる。今日のランチは美里の「一粒庵」。5年ぶりぐらいかな?日・祝休みの、基本的に弁当屋さん。でも「野菜工房」と言っているだけに味には自信あり。隣の自宅に上がって食べられるとあってみそ汁セット(800円税込み)を注文(写真)。部屋で待っていると、ほどなく、お茶とともに持ってきてくれる。玄米ご飯と半々にしてもらったが、玄米が美味い、つい二口ほお張ってからの写真撮影。デザート含め7品がパック内に収まる。みそ汁も含め、体に滋養が溶け込むような感覚でいただきました。(弁当だけだと660円)
 食事の後は、七栗記念病院にお見舞いに立ち寄って帰宅の途へ。走行80㎞。

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お絵かき(5)

2020-01-08 | Weblog

 先日の絵画教室で先生から色々助言をいただいた。が、水の透明感の描き方については、これで良い、ということだった。グレーズ(薄い透明色で上塗り)するので、実景よりは少し明るめに描いて、青緑でグレーズの予定。
 今日は婆さん宅で、「四日市昭石 蒸留塔」に手を入れる。アクリル水彩が続いていたので久方ぶりの油絵具作業。P8号と小さい絵なので、細部を描き込んでやろうと思う。
 午後3時頃帰宅して、この「中村川」(写真)にアクリル水彩で手を入れる。5時前で終了。30日の写真とあまり変わっていないが、先生に「単調だ」と言われた、川の瀬が3段になっていたが、実際は2段なので、描き直す。詰め込んで3段にすれば単調にもなる。スケッチしても写真を観ていても、手の動くままにろくろく確認せず、えー加減に描いているということが良くわかる。(川の流れは最後に描くところなので・・・と言い訳)また、右岸の岩の明部に白色をかぶせて左岸との色トーン調整をする。

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走り初め・描き初め

2020-01-06 | Weblog

 この土日は体調いまいちで休息日、ということで今日は午前中、椿~八島川コース50㎞。入道岳は昨日の雪がまだ残っていた(写真)。椿神社は平日とは言え、大勢の人出。参拝客が列をなしていたので、お参りはスルー。
 新名神高架下の道が共用されていたので、南進し、県道交差まで試走。この道が優先道路となるので、交差する従来の道が一旦停止となるので注意を要するナと思う。
 のんびりと走行して11時には帰宅。
 午後は、絵画サークル。先生からは色々助言をいただく。アクリル水彩で下絵を描いているが、もう少し、デッサンの間違いを直してから油絵の具の作業に移ることとしようと思う。

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墓参

2020-01-02 | Weblog

 謹賀新年 本年もよろしくお願いいたします。 
 今日は山の神とドライブ、尾鷲へ墓参。チャリを積んで行きたかったが、いつもの周回コースは一昨年の9月から通行止めだ。えー加減、災害復旧が遅すぎる。ということで、チャリは積まず、現場確認も含め、車で行野浦まで旧311号の偵察。
 工事の表示によると2月19日までのようだ。ということはほぼ完成状態かと。次回来るときには、堂々と走ることができるかな? (写真は行野浦から尾鷲湾口の佐波留島を眺める図)
 漁港の新年らしい風景を写真に撮りたくて、湾内の大曾根漁港、行野浦漁港、天満浦(尾鷲)漁港と訪ねたが、30年前には船ごとに大漁旗を掲げ、盛観だった景色は今は無くなっていた。せいぜい2,3本の大漁旗を見るのみ。天満で5,6本というところか。時代は移ろっていた、という一抹の寂しさを味わった。まぁ車に注連飾りを付けなくなったようなものかとも思うが・・・水産業の発展を祈念したい。

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