自転車のサドルの上で・・・

サドルの上での気ままなひとりごと

心理的ドーピング

2009-08-05 | Weblog
 つらつら考えるに(ホントはあまり考えてないけど)、心理的ブレーキをはずす合法的ドーピング剤とは、やはり「高い目標」ではないだろうか。精神を越えるものは精神なりき。心理を越えるものは心理なりき。
 あの坂を1分短縮しよう、というのは高い目標というほどのものではなくて、多少の練習では追いつかないような目標こそが、頑張りの効くドーピング剤になるのではないかと、得心する。
 余り目標が高すぎても、肉体的ブレーキを外してあの世へ旅立つことになるかもしれないが、通常はそういうことではないか、と思うのである。
 
 「あの坂で30秒・・・」と思いながら走っている自分とすれば、そういう目標自体とうてい別世界ではあるが、強くなりたいと思うならば、目標は高く設定すべきであろう。
 これは、人生の普遍的真理ではないかと・・・
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ピレネーの虹

2009-08-03 | Weblog
 今日の朝日夕刊。論説委員のコラムの題名。
 自転車好きの論説委員らしい。「ピレネーの虹」とはツールの戦いのさなか、雄大なピレネー山脈で虹が見られる、ということがこの言葉の本意ではない。
 峠を80kmの高速で下る選手が自転車に乗ったまま小用をする。それが霧となって七色の光が現れる。後続は「虹」の洗礼を浴びる、ということらしい。本当のようなそうでないような話。
 筆者は、フミ、新城も山岳では世界との差を感じたようだ、と、「ピレネーの虹」が象徴する頂点の戦いの厳しさを、改めて思った、と結んでいる。

 80kmではちびるぐらいが関の山で、60kmぐらいならできるかも知れないと思うのだが、ともかくも、こんなことがコラムにも書かれる様になったことを素直に喜びたい。
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心理的ブレーキ

2009-08-02 | Weblog
 今日も雨。午後に一時曇りとの予報。
 それをあてにして、1時から御園10kmコース周回へ。5周ぐらい一定ペースで回ってやろうと思っていたが、3周回目にはいると本格的な降りとなった。
 こうなるともういけない。濡れるのはなんともないはずなのに、帰り支度となる。3周回最後の坂を追い込んで終了。
 帰宅の途に着くころには雨はあがってきたが、リターンする気がおこらず帰ってしまった。
 持久的なスポーツは、限界がきて肉体的にブレーキがかかる前に、心理的なブレーキがかかる。
 へたれには、EPOなどよりも、心理的ブレーキをはずすドーピング剤が有効なのだ。ニューマシン、ニューホイールなどもその一種なのだが、自分の場合何が良いのかちょっと検討する事としようか・と・・。走行45km
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8月とは

2009-08-01 | Weblog
 信じがたい、空模様。この土日は雨の予報。
 録画しておいた、ツール20、21ステージを見る。時間がないので、モンバントゥーは最後の5km、21ステージはパリ市内に入ってからしか見ていなかったので、こんな天気にはふさわしい。
 空撮でエッフェル塔が遠くに望まれる、その下の森の中を集団が進んでいく。その中に日本人選手二人が走る・・・その後のシャンゼリゼでのフミの逃げだ。
 こういう事が積み重なって、自転車への認識がもっと進んでいくことにおおいに期待したい。

 風邪も回復して、午後久しぶりにローラー25分。(写真は飯高北奥林道のサミット付近で。月出集落への下り道はグレーチングの無い所や石砂利がごろごろで注意が必要)
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