らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

気をつけよう「オレオレ詐欺」

2011-12-17 | 消費者問題

年金受給者の方には一昨日の15日に年金が振り込まれています。この高齢者の年金や預金を狙った悪質業者による被害が多発しています。
特に年末は金銭の動きが大きくなり、狙われやすい時期でもあることから、警察庁や各市町村の消費生活センターでは注意を呼び掛けています。

今日は高齢者の被害の中より「オレオレ詐欺」の手口について、警察庁HPからご紹介します。

「オレオレ詐欺」
最近では、従来のように金融機関を通じて「振り込ませる」ものに加え、犯人がキャッシュカードや現金を直接自宅等に取りに来る「振り込ませない」振り込め詐欺(いわゆる「受取型」の手口)が増加しています。

1.キャッシュカード受取型オレオレ詐欺の手口
 「キャッシュカード受取型オレオレ詐欺」の典型的な手口の一つに、犯人が警察官になりすますものがあります。
  この場合、警察官役の「架け子(電話を架ける役)」から電話があり、「あなたの口座が悪用されていることがわかった。
 新しいキャッシュカードに変更するため、銀行協会の職員があなたの自宅に取りに行くので、キャッシュカードを預けて欲しい。
 また、手続きに必要なので暗証番号を教えてほしい。」などと言われます。
 
 そして、電話を受けた人はその言葉を信じてしまい、自宅を訪ねてきた銀行協会職員になりすました「受け子(受取役の犯人)」にキャッシュカードを渡し、キャッシュカードを受け取った
 「受け子」自らがコンビニエンスストアや銀行のATM等で現金を引き出したり、あるいは、「受け子」からキャッシュカードを受け取った「出し子(さらに別の引出役の犯人)」が、同様に、現金
 を引き出すというものです。

2.現金受け取り型オレオレ詐欺の手口
 この手口の場合、たいてい犯人グループは息子や孫をかたり、「携帯電話の番号が変わった」という事前の予兆電話を架けてきます。
 多くの場合はその翌日に、「会社のお金を使い込んだ」「株取引で失敗して借金をした」などと嘘の理由を告げた後、「自宅まで取りに行くからお金を用意して」などと要求し、
 さらに、「自分は行けなくなったので、会社の同僚を行かせる。」などと言って、「受け子」が現金を自宅等に取りに来るというものです。 

「振り込め詐欺に騙されないためには」
・振り込め詐欺に騙されないためには、息子や孫等をかたるオレオレ詐欺犯人からの電話を見破ること。
 「本物の息子(孫)とは声や話し方が違っていないか」「話の内容に矛盾がないか」など普段の電話のかけ方との違いに注意しましょう。
 「私は絶対大丈夫」と思っている人ほど騙されやすいそうです。 
・オレオレ詐欺被害者の約9割は、60歳以上の高齢者です。
 特に、高齢者の子や孫の方は、自分から両親と頻繁に連絡をとるなどして、両親が被害者にならないように注意をしてあげてください。
・オレオレ詐欺等について家族で話し合い、事前に、「電話での呼び掛け方」や「合言葉」、あるいは「電話で『お金を貸して』などと頼んだりしない」ことを約束しておきましょう。

「犯人逮捕のために「だまされたふり作戦」の強力依頼」
 
「風邪をひいて声がおかしい」、「携帯電話の番号が変わった」、「キャッシュカードを預かります」 など、犯人から「ウソ電話」がかかってきた時は、犯人を捕まえる絶好のチャンスです。
 もし、このような電話がかかってきたら、慌てずにそのまま騙されたふりを続けてください。そして、電話を切った後、110番通報してください。
 すぐに警察官が駆けつけて犯人をおびき出し、捕まえます。

警察庁では「だまされたふり作戦にご協力をお願いします」と呼びかけています。