らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

冬至の「日の出」と「日の入り」時刻

2011-12-22 | 季節

今日12月22日は二十四節季の一つ「冬至」です。

昔から“冬至 冬中 冬初め”という言葉があります。
これは、冬至は暦の上では“冬という季節”の中間点ですが、実質的な冬はこれからで、むしろどんどん寒くなることを言い表した言葉です。
大阪地方でも漸く冬らしくなりかけたところであり、本格的な冬の訪れは年明けの1月から2月にかけてとなります。
従って、冬至とは、本格的な冬支度の始まりの日という捉え方が大阪・泉州地方では一般的のようです。

今日は冬至の日における「日の出」と「日の入り」の時刻について調べました。

冬至の日は、北半球では太陽の南中高度が最も低く、1年の間で昼の長さが最も短く、夜が最も長くなる日で、暦便覧でも「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」と説明しています。
しかし太陽の出入り時刻については、一年で「日の入り」が一番早い日は、冬至よりも半月ほど前、「日の出」が一番遅い日は、冬至よりも半月ほど後になります。

国立天文台の資料によれば、冬至の日の大阪の「日の出」時刻は7時1分、「日の入り」時刻は16時51分となっています。
そして、1年で一番「日の入り」が早い日は今日より半月ほど早い12月1日~10日の16時47分で、一番遅い「日の出」は半月ほど遅い来年1月5日~12日の7時6分となっています。
なお、今日の大阪の「日の出」は午前7時1分、「日の入り」は16時51分です。そして、夏至の「日の出」は午前4時45分で、「日の入り」は19時15分であり、この6ヶ月間に「日の出」は2時間16分遅くなり、「日の入り」は2時間24分早くなっています。
従って、大阪では夏至と冬至の6ヶ月間に4時間40分昼間が短くなったことになります。

(参考)
お住まいの県庁所在地の日の出、日の入り時刻を知りたい方は下記へアクセスしてみてください。
   国立天文台 暦計算室 各地のこよみ
   http://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/dni/