らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

かまぼこの由来

2011-12-27 | 雑学

スーパーに足を運ぶと色鮮やかな蒲鉾が並んできました。勿論、おせち料理に欠かせない食材の一つです。
今日はその「かまぼこ」の由来について調べました。

「かまぼこの由来」
「かまぼこ」は、古くは細い竹を芯にしてすり身を塗りつけて焼いたものを意味し、その形が「ガマの穂」に似ていることから「蒲の穂」と呼ばれ、更に「蒲穂子(がまほこ)」と言われていたものが訛ったとする説と、「蒲の穂」は「鉾(ほこ)」に似ているため「がまほこ」と呼ばれていたものが「かまぼこ」になったとする説があります。

・これがガマの穂です。(2009年8月撮影)


「板付けかまぼこ」
現在の一般的な「板つけ蒲鉾」は桃山時代に考案されたもので、その登場により、従来の「蒲の穂」型のかまぼこは、切り口が竹の輪に似ていることから「竹輪(ちくわ)」と呼ばれるようになったそうです。



なお、江戸時代になると、一度に大量に処理できることから湯煮することが行われるようになり、江戸では産地と消費地が近いため「蒸し蒲鉾」が、浪速では産地から京都まで運ばれていたため、腐敗を防ぐために、一度蒸したものを更に焼くという製法が採られたそうです。
この名残りで、現在でも関東は「蒸し蒲鉾」が中心であり、関西では蒸してから焼いたものが多いと言われています。