スマホ首
総務省が昨年5に発表した平成26年(2014年)の情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査結果では、スマートフォンの利用率は全年代合わせて62.3%となり、前年比10%弱の伸びを見せたそうです。
年代別では、10代の利用率こそ68.6%と全年代平均をわずかに上回る程度でしたが、20代は94.1%、30代は82.2%と、若年層では圧倒的多数を占める結果となっています。
高齢者になると利用率は低下しますが、それでも50代は半数をやや下回る48.6%、60代は18.3%が利用していました。
このように今では若年層から高齢者に至るまで、スマートフォンはすっかり生活必需品の一部となってきています。
ところで、スマートフォンが暮らしに欠かせなくなるとともに、肩や首のこりなどを訴える人も増えていると言うことです。
先日、スマホを長時間使用することによる首の不調を訴える症状、所謂「スマホ首」について某テレビが報じていました。
番組では、スマホを使用する際、頭を前方に傾ける姿勢は首や肩に大きな負担をかけ、首・肩・背中の痛み、不眠、めまい、耳鳴り、イライラなどさまざまな不調を引き起こす原因になるそうです。
更に、不調が慢性化すると頸椎の異常につながりかねないとし、使用時間の抑制、ストレッチや正しい姿勢を勧めるなどを呼びかけていました。
では、スマホを使用する際の姿勢が悪いとどのくらいの負荷がかかるのでしょうか?
成人の頭の重さは約5キロあるとされ、スマホなどを操作する際、首を曲げる角度が大きければ、20キロ以上の負荷がかかるという調査もあるそうです。
症状を緩和させるための方法の一つに、“スマレッチ”と名付けたストレッチを紹介していました。
首・肩・背中の痛みがある方はお試しになっては如何でしょうか。
「スマホ首」改善のスマレッチです。
http://www.nhk.or.jp/shibu5-blog/400/218882.html