大阪・熊取地方は、数日前から日中の最高気温が1ケタ台と冬らしくなってきましたが、それまでは冬とは思えないような温かい日が続いていました。
この為、今年はイチゴの生長が早く、多くの株に花芽がつき、中にはイチゴが大きくなっている株も散見されることから、昨年より一ヶ月早く、最終追肥とマルチ張りをしました。
畝には昨年の定植前に元肥として堆肥やBMようりん等を鋤き込んでいますが、今回は最終肥料として株の周りに追肥するものです。
使用した肥料は化成肥料(チッソ、リンサン、カリの配分が8-8-8)と配合肥料(同5-5-5)、そしてようりんの三種類です。
・これが三種類の肥料です。
・これが「ようりん」です。
花や実つきがよくなり、甘いイチゴができます。
・これは配合肥料です。
油粕や有機化成などを配合したバランスの良い肥料です。
・追肥する前の畝です。
各株の周りに四角の溝を掘りその中に上記三種の肥料を入れて、土と混和します。
・これが株の周りに溝を掘って三種の肥料を施肥したところです。
このあと、ショベルで混和して土を戻し、畝を作りなおします。
・中心芽や葉っぱに残った土は刷毛できれいに落とします。
・追肥が終了した6畝です。
ひと雨当ててマルチをしたかったのですが、天気予報では暫く降雨が見込めないことから、翌日にマルチを張りました。
作業はまず、幅100センチの黒マルチを畝全体に張り、マルチが動かないように両サイドをマルチ止めで抑えておきます。
株のあるところが盛り上がるので、その中心部を十文字に切り、そこから株全体を手で丸めて軽く握り、葉が折れないように表に出します。
その作業が終わると、黒マルチの端を土で押さえます。
上記の作業を繰り返して、6畝を完成させます。
作業時間は1畝で約30分~40分要しました。
収獲は5月の連休前後になる予定です。
・マルチ張り終えた6畝のイチゴ畑です