所用のため一週間ほどブログの書き込みを休ませていただきました。
今日から再開しましたのでよろしくお願いします。
さて、今日は二十四節季の大寒です。
暖冬と言われた関西も、今週に入って寒波に見舞われ、暦通りの寒い冬となっています。
このような寒い日にはお風呂が一番の御馳走ですが、皆さんはお湯の温度を何度にして入っているのでしょうか?
お風呂の温度と言えばサウナ風呂の温度は高いですよね。
何とサウナの温度は100度近いと言われています。
100度のお湯に手を入れれば確実にやけどを負いますが、サウナでは平気で入っていられます。
何故でしょうか?
調べてみると、その理由は二つありました。
・その一つは熱伝導率の違いです。
サウナ風呂の100度は空気の温度で、お風呂の100度は水の温度だというところに大きな違いがあります。
熱伝導率とは文字通り熱の伝わり方を表す数値のことで、水と空気を比べると水は空気の25~26倍も熱を伝えやすいのだそうです。
例えば100度のお湯に手を入れるとすぐに手の表面の温度も100度になり火傷をしてしまいますが、100度に熱せられた空気の中に手や身体を晒しても熱が伝わりにく
いため、手や体の温度は上がらないのです。
因みに、水だと80度以上で火傷をしますが、空気の場合は数百度でも火傷はしないそうです。
・もう一つの理由はサウナに入っていると大量に汗をかくことです。
汗は瞬く間に皮膚の表面から蒸発し、その時に熱を奪います。
これは気化熱と呼ばれるもので、皮膚の表面にできたこの冷たい空気の層がサウナの熱から身体を守るのだそうです。
但し、ネックレスなどの貴金属を身につけたままサウナに入ると貴金属の温度が上昇し、火傷をすることがあるので注意が必要です。
厳冬のこの時期、サウナでゆっくりと温まりたいですね。