先日、アライグマの捕獲器にカラスが入っていた事を取り上げました。
4月にもカラスを捕獲しており、最近の半年余り、捕獲器を設置した本来の目的であるアライグマの捕獲ができていなかったのですが、一昨日は久しぶりにアライグマが入ってくれました。
町役場より捕獲器を借り受けて1年余りになりますが、これで4匹目の捕獲となりました。
昨年7月~9月にかけて3匹のアライグマを捕獲した後、イタチやカラスの捕獲が続いていたのですが、8カ月ぶりに本来の目的が達成されました。
家庭菜園におけるアライグマの被害については、このブログでも度々アップしているところですが、その憎っくきアライグマを捕獲したことは最高の喜びです。
・イチジクの木の下に仕掛けた捕獲器です。
早速、町役場の担当者に連絡し、受け取りに来てもらいました。
話を聞くと、今年はアライグマの捕獲に重点的に取り組んでいるとの事であり、捕獲頭数は昨年の1.5~1.6倍に当たる年間50数匹になるのではないかと言うことです。
熊取町内ではアライグマは相当数生息しているようであり、町内のあちらこちらで農作物の被害が出ているそうです。
町のアライグマ掃討作戦に積極的に協力している訳ではありませんが、結果的に1匹の捕獲でも少しは寄与しているようです。
このアライグマ、可哀そうですが、この後、安楽死の道を歩むことになります。
・可哀そうですが、農作物に被害をもたらした罰は、死をもって償ってもらうほかありません。
川柳や俳句に親しむ方が多いようです。
「五・七・五」の17語で表現する川柳と俳句ですが、その違いはどこにあるのでしょうか?
1.<形式的違い>
・俳句には、<季語>が必用ですが、川柳では特にこだわりません。
・俳句には、<切れ字>が必用ですが、川柳では特にこだわりません。 切れ字とは「けり」などです。
・俳句は、主に<文語>表現ですが、川柳は<口語>が普通です。
2.<内容的違い>
・俳句は主に自然を対象に詠むことが中心でですが、川柳では人事を対象に切り取ることが中心です。
・俳句では詠嘆が作句のもとになり「詠む」といいますが、川柳では、詠ずるのではなく「吐く」「ものす」などといいます。
決して、詠ずるものではありません。
3.<歴史的な分岐>
・俳句も川柳も、同じ俳諧の中から生れました。
しかし、俳句は、俳諧の「発句(ほっく)」が独立したもので、季語、切れ字等の発句にとっての約束事がそのまま引き継がれ、さらに、題材も発句としての格調が保てる
ものに限られます。
・川柳は、俳諧の<平句(ひらく)>が独立して文芸となったもので、発句として必用な約束事がありません。
題材の制約はなく、人事や世帯、人情までも扱われます。
このように同じ17文字で表現する短歌でも俳句と川柳では違いがありますが、今日は川柳からその優秀作品をご紹介します。
川柳では、第一生命が募集しているサラリーマン川柳が有名で、その年の世相をよく表して毎年好評を博しているようですが、関西では奈良県に本社がある靴下メーカー岡本株式会社が募集している「足クサ川柳」も比較的知られているところです。
この「足クサ川柳」は今年で11回目を迎え、先日、その優秀作品が発表されました。
今年の応募作品は過去最多となる34476句だったそうです。
その中から選ばれた各賞の受賞作品は次の通りです。
「最優秀賞」
・「ハッシュタグ ないのに拡散 するニオイ」
「優秀賞」
・選ぶ基準 靴と会社は 通気性
・このニオイ 好きよと笑う プロ彼女
「頑張れお父さん賞」
・妻は呼ぶ 靴下代を 防衛費
「輝け!働き女子賞」
・ヒール脱ぎ ワーストレディに なるニオイ
「佳作」
・金利より 父の臭いを マイナスに(ねずさん)
・AIも 思考停止に する臭い(小器晩成さん)
・午後3時 足も鼻禁(はなきん) ムレミアム(ちゅんすけさん)
なお詳しくは「足クサ川柳」にリンクしておきますのでご参照ください。
鉢植のレモンゼラニウムが可愛い花を咲かせました。
レモンゼラニウムはセンテッドゼラニウムの一品種で、センテッドゼラニウムとは、ペラルゴニウム属の中で特に芳香の放つ種類のものを総称した呼び名です。
その一品種であるレモンゼラニウムは南アフリカが原産地で、日本には江戸時代末に渡来したと言われています。
・ミッキーマウスのような形をした小さな花ですが、まとまって咲くと華やかに感じます。
葉は小さく、縁にはフリルがあり、触ってみるとその名の通りレモンの香りがしますが、その香りは主に茎や葉にあって、花にはほとんどありません。
花弁は5弁で、そのうち上の2弁は少し幅広、下の3弁は細長くなっており、ミッキーマウスのような形をした可愛い花です。
フリルのような葉は1cm程と小さく、3つに浅裂した鋸歯で細かいしわがあり、強いレモンの香りがします。
細い枝に数多く咲く淡いピンク色の花は切花としても利用されているようです。
・今日は可愛いレモンゼラニウムの花をご紹介しました。
アライグマを捕獲するために餌を撒いて捕獲器を仕掛けているのですが、その餌が度々なくなります。
餌は捕獲器の中にも入れており、内部の板を踏むと蓋が閉まるようになっているのですが、蓋は開いたままで餌だけ食べられています。
どのような動物が食べているのか見当がつきませんでしたが、一昨日、その犯人をやっと突き止めました。
何と、カラスの仕業でした。
4月24日にアライグマの捕獲器でカラスが捕獲されたことを「飛んで籠にいる畑のカラス」と題してご紹介しました。
その後、数日間はカラスの飛来がなかったのですが、1週間もするとまたぞろ飛来してくるようになりました。
カラスは賢い鳥のようなので、一度仲間が捕まった小さな籠の中には二度と入らないだろうと思っていたのですが、身の危険を冒してまでも、食べ物を求める気持ちが強かったようです。
・これが捕獲した2羽目のカラスです。
当地では、数年前からカラスによる野菜の被害が後を絶ちません。
今、収穫の最盛期となっているエンドウなどは絶好の食べ物のようであり、エンドウの莢をあちらこちらに食い散らしています。
そのために、エンドウの畝全体を網で囲って被害を防いでいるのですが、このようなことが数年前から避けられなくなりました。
その憎っくきカラスを捕獲したのです。
地元の農家の人は捕まえたカラスを殺したと言う話を聞きましたが、私には殺生はできないので、見せしめに畦道に置き、一晩、恐怖を味わってもらった後、よく言い聞かせて昨日の夕方に放してやりました。
人間の言葉を理解して戻って来なければいいのですが・・・。
・くちばしで檻を盛んに突いていたため、捕獲した夕方には、くちばしの元が血で赤くなっていました。
新聞の報道によると、トヨタ自動車が「空飛ぶクルマ」の開発を進めているそうです。
空飛ぶクルマは次世代の移動手段として注目を集めており、既に欧米勢も開発に乗り出しています。
クルマは進化を続けて利便性を高めてきていますが、排ガスによる環境問題や新興国などでは渋滞が深刻な問題になっています。
自動車各社はその解消策の一つとして電気自動車(EV)や燃料電池車など新たな動力源のクルマの開発や自動運転の研究も進めているところです。
こうした流れの中で、個人の移動手段として「空」が有力な選択肢として浮上しており、「空飛ぶクルマ」は従来の延長線上ではない形で、現在の自動車が抱える問題を解決できると期待されていることからにわかに注目を集めているということです。
トヨタでは、今後、複数のプロペラを制御し、機体を安定させる技術を確立して、2018年末までに有人飛行が可能な試作機を完成させる計画のようであり、東京五輪が開催される2020年の実用化を目指しているということです。
・トヨタが開発している空飛ぶクルマです。
海外でも既に米グーグル共同創業者、ラリー・ペイジ氏が出資する米新興企業、キティホークなどが実用化計画を示しているそうです。
欧州航空機大手エアバスは年内に試験飛行を始めると公表しており、ライドシェア(相乗り)の米ウーバーテクノロジーズは4月、空飛ぶタクシーの開発計画を発表しています。
空飛ぶクルマは漫画の世界では昔からありましたが、それが現実のものとなりつつあり、決して絵空事ではなくなってきています。
トヨタはかつて、事業の柱を自動織機から自動車へと大胆に変えた経験を持っています。
それからおよそ80年経って、再び技術の大転換期を迎え、「将来のクルマは現在とは全く異なる形になっているかもしれない」と、トヨタ幹部は危機感をあらわしているそうです。
3年後の東京オリンピックの年に「空飛ぶクルマ」が現実のものとなって渋滞緩和につながればいいですが、「空飛ぶクルマ」の事故防止は万全なのでしょうか?
空中での事故は当事者同士だけでなく、地上で生活している私たちにも甚大な被害をもたらします。
飛行ルールや、操縦するための免許など、法整備や安全面での対策に万全を期して実用化に踏み切って欲しいものです。
健康志向の高まりからウォーキングやノルディックウォーキングをする人が増えています。
このウォーキングですが、嘗て、1日1万歩歩くのが健康にはよいとされていたようですが、歩き方を変えることによって8000歩でいいようです。
そこで今日は1日8000歩の健康法について、情報誌よりご紹介します。
70才のある男性は、毎日愛犬の散歩をしていたにもかかわらず、うつ病を患ってしまったそうです。
その男性は犬の散歩で疲れてしまい、それ以外の時間はソファで横になって過ごしていたそうで、「自分は毎日散歩している」という思い込みで安心してしまい、実際には日々の運動量が不充分なことから体調に不調をきたしてしまったのだそうです。
このように、「1万歩歩いているから」とか「毎日歩いているから」という自己判断はアテにならないのだそうです。
東京都健康長寿医療センター研究所 運動科学研究室長の青柳幸利氏の提唱するウォーキング方法のポイントは筋肉への適度な刺激だそうです。
青柳氏によると、いくら毎日1万歩を歩いても、やり方が悪ければ何の効果も期待できないのだそうです。
では、どのように歩けばいいのかと言うと、1日8000歩で、その中に20分の中強度の運動を取り入れる歩き方がお勧めだそうです。
青栁さんは、自身の故郷・群馬県中之条町の住民5000人に協力してもらい、身体活動計を装着して15年間、24時間365日、行動を調査した結果、健康寿命がグンと延びる究極のウオーキング法を発見したそうです。
「正しいウオーキング法は、『歩数』と『運動強度』という2つの観点から考える必要があり、強度とは、重力に逆らって上下運動する際に起こる刺激のことで、これが、骨密度や筋肉量の維持に大きな影響を与えるそうです。
中之条町の住民の膨大なデータを分析したところ、理想的なウオーキングは、先述した通り、ズバリ1日の総歩数8000歩、そのうち20分間は中強度の歩行をすることだということです。
では、「中強度の歩行」とはどれくらいの強さなのかというと、“なんとか会話ができる程度の速歩き”のことです。
鼻歌が歌えるくらいの状態だと、遅すぎるし、競歩などのように会話ができないほどの歩き方だと速すぎるようです。
ウォーキングの場合、どれだけ歩いても疲れていなければやり過ぎではなく、反対に歩き終わったあとや翌日に疲れが残っている感覚があればやり過ぎだそうです。
そして、正しいウオーキングを行えば、要介護生活、うつ病、認知症、脳卒中、心筋梗塞などの心疾患など、万病の予防が期待できると言うことです。
更に青柳さんは40歳を超えたらジョギングをしていた方はウォーキングへ移行し、1日1万歩いていた方は歩数を減らすとともに、生活の中に「中強度の運動」を組み込むことが長生きするためには必要だと締め括っています。
正しいウォーキングは万病の予防が期待できると言うことです。
今日の大阪の日の出時刻は午前4時55分です。太陽が顔を出すまでの早朝の時間帯は涼しくて気持ちがいいです。
明日からウォーキングを始めてみては如何でしょうか?
菜園仲間のT氏は樹木や草花に詳しい人です。
昨日、畑で話をしている時、足元に咲いている小さな花を見つけ、説明してくれた花がアメリカフウロ(亜米利加風露)でした。
アメリカフウロは雑草の中に咲いている小さな花なので、よく注意しないと気付かない、そんな花です。
アメリカフウロと言う花名は、私は初めて聞く花だったのですが、皆さまは御存じでしたか?
今日はアメリカフウロをご紹介します。
アメリカフウロは北アメリカ原産の帰化植物です。
日本には昭和初期に渡来したようですが、本格的に広がったのは戦後ではないかと言われています。
路傍や荒れ地、畑などに生育し、放棄畑などの肥沃な場所では高さ40cmほどに生育して大きな株となりますが、道端などの荒地では、地面を這ってこじんまりと野草の中に花を咲かせます。
・これが雑草の中に生えているアメリカフウロの花です。
フウロ(風露)の名前の由来は、周囲が木で囲まれている草刈場を「ふうろ野」と呼び、「フウロ(風露)」は草狩場に生える草という意味があるそうです。
アメリカフウロはフウロソウ科フウロソウ属の1年草または越年草で、学名は「Geranium carolinianum」で、「geranium(ゲラニウム)」はギリシャ語で「鶴、鶴の嘴」を、「carolinianum(カロリニアヌム)」は原産地である「アメリカのカルフォニア」を意味しているそうです。
・フウロ(風露)とは、広辞苑では涼しい風と露と説明しており、その説明のように、小さな花は緑の雑草の中で目立たないように涼しげに咲いています。
葉の縁や葉柄・茎は赤味を帯びることが多いようですが、赤色は、やせ地に生育するものほど濃いようです。
秋に芽生えて春から夏までに小さな花を咲かせます。
花弁は長さ5mmほどで、花色は淡紅色や白色で、萼の縁には毛が多く、先端はこん棒状の突起のようになっています。
・花後には鶴のくちばしのような莢ができ、その中に種ができます。
講談の演目「松川の戦い」の中に、聞き慣れない言葉が出てきました。
「これがカエルの頬被り、トンボの鉢巻き、己の未熟ゆえ周りが見えていなかったのでございます。」
講談師が語るととても調子よく聞こえます。
松川の戦いとは、慶長6年(1601年)4月26日に、現在の福島県福島市の中心部で伊達政宗と上杉景勝麾下の本庄繁長・須田長義が戦った合戦です。
関ヶ原の合戦がたった一日で勝敗がついたあと、東北では伊達政宗が上杉景勝の領土をかすめ取ろうとして上杉領へ侵攻しました。
この時の伊達家と上杉家との攻防が「松川の合戦」です。
講談師が語った「蛙の頬被り、蜻蛉の鉢巻き」とは、先見の明がない事を例えた言い回しをこのように表現しているのです。
カエルの両眼は顔の横に付いているから、ほっかむりしたら塞がってしまい、トンボの大きな目玉は頭全体を覆っているから、ハチマキしたらやはり塞がってしまいます。
このように、この言葉は、自分の視界を閉ざすことや先見の明がない事を比喩して使われます。
結局、この合戦では伊達政宗は、上杉領に侵攻するも、上杉勢の必死の抵抗の前に敗走しているのです。
世界では、トランプ政権の誕生やイギリスのEUからの離脱、中国の景気減速などで経済面の停滞が不安視され、安保面ではシリアの内戦、中国の領海侵犯や軍備拡張、北朝鮮の核開発や弾道ミサイル発射など、いっときも予断を許さない事態となっています。
このような状況下、北朝鮮は今朝5時28分、またもや弾道ミサイルを発射し、日本海に落下したニュースが流れていました。
世界情勢の先が見えないこのような時こそ、日本のリーダーには「トンボの鉢巻き」をすることなく、先見の明が求められます。
国民一人一人もいつまでも平和ボケに浸ることなく、私たち自身の安全と安心について真剣に考えなければなりません。
次回、私たちが政治家を選ぶ時には、「先見の明」がきく人と利かない人をよく見極めて選びたいものです。
他人丼
将棋界に凄い若手棋士が現れましたね。
未だ中学生3年生で14歳の藤井聡太四段です。
昨日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第67期王将戦1次予選で31歳の西川和宏六段に84手で勝ちました。
これでデビュー戦以来の公式戦連勝記録を17に更新したのです。
藤井聡太四段は、去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となり、デビュー戦で現役最年長の加藤一二三九段を破って話題になりました。
以来、公式戦では一度も負けることなく勝ち続け、先月4日にはデビュー戦から11連勝の新記録を達成しました。
その後、16連勝まで記録を伸ばした藤井四段は、12日、大阪の関西将棋会館で行われた王将戦の予選で、西川和宏六段と対局し、勝利を収めて連勝記録を17に伸ばしたものです。
その藤井四段は食べ物では「他人丼」が好きなのだそうです。
昨日、車を運転していたところ、たまたまカーラジオで紹介していました。
「他人丼?」
「親子丼」は知っていましたが、「他人丼」は具材はなんだったかな?
番組の中でも「他人丼」を知らないスタッフがいたので解説していました。
・関東では「開化丼」と呼ばれている他人丼です。(ネットから)
番組では、「親子丼」が鶏肉と卵のニワトリ同士なのに対し、「他人丼」は鶏肉と違う肉、主として牛肉を使用した丼と紹介していました。
名称の「他人丼」は関西地方で、関東では「開化丼」と呼び、これは明治になって牛肉が食べられるようになったから、と説明していました。
そこで早速調べてみました。
他人丼とは、鶏肉以外の肉をタマネギなどと一緒に割り下で煮て、鶏卵でとじて丼飯の上に乗せた、丼物の一種です。
なお、割り下とは、割り下地の略で、複数の材料や調味料を合わせた合わせ調味料の一つです。
この丼は関東では「開化丼」と呼ぶそうです。
その謂れは、明治初年に始まった文明開化の時の農耕用家畜の食用転用が可能となったことに伴い、「開化丼」と言われるようになったということです。
一方、関西では鶏肉と牛肉(或いは豚肉)と言うことで「他人丼」と言いますが、藤井四段は愛知県瀬戸市の出身なので、愛知県でも「他人丼」と呼び、彼はこの丼が好きなのでしょうね。
藤井四段の次戦は18日の第7期加古川青流戦開幕戦で29歳の竹内雄悟四段と対局するそうです。
次戦もその次の対局でも、対戦相手(他人)を丼のように料理して、連勝記録を次々と更新して欲しいですね。
和食の人気と共に日本茶も外国人に親しまれるようになってきているようです。
先日は、アメリカのお茶専門店の店長ほか数名が来日し、宇治茶の栽培農家に滞在して、お茶の摘み取りから製品になるまでの過程を体験している
ニュースが流れていました。
今や、お茶(緑茶)も世界に誇れる日本の文化の一つとなってきているようです。
その緑茶がダイエットに効いたり、風邪の予防になるとなどの健康効果があることはよく知られているところです。
今日は緑茶の健康効果について調べました。
以前、緑茶を飲む習慣が死亡リスクを減らし、長寿につながるという研究結果が国立がん研究センターから発表され、マスコミなどで大きく取り上げられたことがありました。
それによると、がんや循環器疾患にかかっていなかった40~69歳の男女約9万人を、約19年間にわたって追跡調査した結果、緑茶を飲む量が多くなるほど、死亡率が下がることが明らかになったそうです。
さらに、死因別で見ると、心疾患、脳血管疾患、呼吸器疾患では緑茶を摂取する量が多くなるほど危険度が低下しているのだそうです。
緑茶の健康効果は「カテキン」からで、カテキンとは、植物中に数千種類あるといわれる「ポリフェノール」の一種だそうで、所謂、緑茶の渋みの主成分がそれです。
ダイエットや、血圧、血糖値の抑制から、抗菌、抗ウイルス効果(インフルエンザ予防)などが認められており、更に、カテキンを早くから摂取することで認知症を予防することが可能だとも言われています。
そして、一般的に緑茶を多く飲む人の方が認知症になりにくいことが実験により裏付けられているそうです。
このように健康効果のある緑茶ですが、最近では日本人の緑茶を飲む習慣が徐々失われてきているそうです。
しかし、数々の健康効果があるうえに、値段も安く飲みやすい緑茶を利用しないのはもったいないことです。
日本人だからこそ、緑茶を積極的に摂取して、健康に生かしたいですね。
(参考)
尚、コンビニなどでお茶を買うときにはできるだけカテキンを多く含む商品を購入したいものです。
商品によって含まれるカテキンの量は違っているようなので、人気商品4種のカテキン含有量を表示しておきます。(ネットからです)
人気商品の500ml中のカテキン量は、
・お~いお茶濃い味・・・・400mg
・伊右衛門濃いめ・・・・・・360mg
・生茶・・・・・・・・・・・・・・・・246.7mg
・伊右衛門・・・・・・・・・・・・180mg
商品の宣伝をしている訳ではないのですが、お茶のカテキンの濃度が高いほど健康効果も高いようです。