らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

他人丼

2017-05-13 | 時事

将棋界に凄い若手棋士が現れましたね。
未だ中学生3年生で14歳の藤井聡太四段です。

昨日、大阪市福島区の関西将棋会館で行われた第67期王将戦1次予選で31歳の西川和宏六段に84手で勝ちました。
これでデビュー戦以来の公式戦連勝記録を17に更新したのです。

藤井聡太四段は、去年10月に史上最年少の14歳2か月でプロ棋士となり、デビュー戦で現役最年長の加藤一二三九段を破って話題になりました。
以来、公式戦では一度も負けることなく勝ち続け、先月4日にはデビュー戦から11連勝の新記録を達成しました。
その後、16連勝まで記録を伸ばした藤井四段は、12日、大阪の関西将棋会館で行われた王将戦の予選で、西川和宏六段と対局し、勝利を収めて連勝記録を17に伸ばしたものです。

その藤井四段は食べ物では「他人丼」が好きなのだそうです。
昨日、車を運転していたところ、たまたまカーラジオで紹介していました。
「他人丼?」
「親子丼」は知っていましたが、「他人丼」は具材はなんだったかな?
番組の中でも「他人丼」を知らないスタッフがいたので解説していました。

・関東では「開化丼」と呼ばれている他人丼です。(ネットから)


番組では、「親子丼」が鶏肉と卵のニワトリ同士なのに対し、「他人丼」は鶏肉と違う肉、主として牛肉を使用した丼と紹介していました。
名称の「他人丼」は関西地方で、関東では「開化丼」と呼び、これは明治になって牛肉が食べられるようになったから、と説明していました。
そこで早速調べてみました。

他人丼とは、鶏肉以外の肉をタマネギなどと一緒に割り下で煮て、鶏卵でとじて丼飯の上に乗せた、丼物の一種です。
なお、割り下とは、割り下地の略で、複数の材料や調味料を合わせた合わせ調味料の一つです。

この丼は関東では「開化丼」と呼ぶそうです。
その謂れは、明治初年に始まった文明開化の時の農耕用家畜の食用転用が可能となったことに伴い、「開化丼」と言われるようになったということです。
一方、関西では鶏肉と牛肉(或いは豚肉)と言うことで「他人丼」と言いますが、藤井四段は愛知県瀬戸市の出身なので、愛知県でも「他人丼」と呼び、彼はこの丼が好きなのでしょうね。

藤井四段の次戦は18日の第7期加古川青流戦開幕戦で29歳の竹内雄悟四段と対局するそうです。
次戦もその次の対局でも、対戦相手(他人)を丼のように料理して、連勝記録を次々と更新して欲しいですね。