「女」と言う字は、左右の手を重ねて嬌態を作り、ひざまずいている女性のさまをかたどったものだそうです。
その「女」を部首にした漢字には、「好」・・・若い女の美しさ、 「娃(あい)」・・・目元が美しい、 「娟(けん)」・・・見目よい、
「婥(しゃく)」・・・麗しい、 「嬌(きょう)」・・・なまめかしい、
など、女性の美しさを原義として作られた字が多くあります。
・「女」というの漢字は、両手をしなやかに重ね、ひざまずく女性の象形から成り立っています。
しかし、そうでない漢字も少なくありません。
そこで今日は、女性からお叱りを受けるかもしれませんが、女篇の漢字が女の一生に関連しているユニークな記述をご紹介します。
・女として最も良い時が「娘」時代です。
・黄昏ないうちに挙げるのが結「婚」式。
・新郎に抱かれてベッドに横たわると「始」まる。
・夫に体を任せて身を震わせると「妊娠」する。
・亭主の鼻につくようになると「嬶(かかあ)」と呼ばれる。
・ニキビ息子が女の方を向くと勉強の「妨」げになると、教育ママ。
・夫の浮気を嗅ぎだしては石のようになって「妬(や)」き、相手の女が憎いとヒステリックに「嫉(ねた)」む。
・着飾ってクラス会とやたらに出かければ、女三人よって「姦(かしま)」しい。
・負けずにしなさいとけしかけられ、柳眉を描いて「媚(こび)」てみる。
・若い男に挟まれていい気になっていると「嬲(なぶ)」られる。
・そろそろ我が家でも「嫁」をとって孫の顔でも見たいと息子に「娶(めと)」らせる。
・女も長い間やっていると古くなり「姑(しゅうとめ)」と言われて煙たがれる。
・肌も波打ってきて「婆(ばばあ)」となり、
・頭に霜を頂いて「孀(やもめ)」となる。
・老いて「姥(うば)」となります。
如何でしたか?
上手く綴っていますね。
ある本に載っていた「女のつく字の分析」記事でした。