らいちゃんの家庭菜園日記

家庭菜園、家庭果樹栽培及び雑学日記

ウォーキングの奨め

2017-05-16 | 情報

健康志向の高まりからウォーキングやノルディックウォーキングをする人が増えています。
このウォーキングですが、嘗て、1日1万歩歩くのが健康にはよいとされていたようですが、歩き方を変えることによって8000歩でいいようです。
そこで今日は1日8000歩の健康法について、情報誌よりご紹介します。

70才のある男性は、毎日愛犬の散歩をしていたにもかかわらず、うつ病を患ってしまったそうです。
その男性は犬の散歩で疲れてしまい、それ以外の時間はソファで横になって過ごしていたそうで、「自分は毎日散歩している」という思い込みで安心してしまい、実際には日々の運動量が不充分なことから体調に不調をきたしてしまったのだそうです。
このように、「1万歩歩いているから」とか「毎日歩いているから」という自己判断はアテにならないのだそうです。

東京都健康長寿医療センター研究所 運動科学研究室長の青柳幸利氏の提唱するウォーキング方法のポイントは筋肉への適度な刺激だそうです。
青柳氏によると、いくら毎日1万歩を歩いても、やり方が悪ければ何の効果も期待できないのだそうです。
では、どのように歩けばいいのかと言うと、1日8000歩で、その中に20分の中強度の運動を取り入れる歩き方がお勧めだそうです。

青栁さんは、自身の故郷・群馬県中之条町の住民5000人に協力してもらい、身体活動計を装着して15年間、24時間365日、行動を調査した結果、健康寿命がグンと延びる究極のウオーキング法を発見したそうです。

「正しいウオーキング法は、『歩数』と『運動強度』という2つの観点から考える必要があり、強度とは、重力に逆らって上下運動する際に起こる刺激のことで、これが、骨密度や筋肉量の維持に大きな影響を与えるそうです。
中之条町の住民の膨大なデータを分析したところ、理想的なウオーキングは、先述した通り、ズバリ1日の総歩数8000歩、そのうち20分間は中強度の歩行をすることだということです。

では、「中強度の歩行」とはどれくらいの強さなのかというと、“なんとか会話ができる程度の速歩き”のことです。
鼻歌が歌えるくらいの状態だと、遅すぎるし、競歩などのように会話ができないほどの歩き方だと速すぎるようです。

ウォーキングの場合、どれだけ歩いても疲れていなければやり過ぎではなく、反対に歩き終わったあとや翌日に疲れが残っている感覚があればやり過ぎだそうです。
そして、正しいウオーキングを行えば、要介護生活、うつ病、認知症、脳卒中、心筋梗塞などの心疾患など、万病の予防が期待できると言うことです。

更に青柳さんは40歳を超えたらジョギングをしていた方はウォーキングへ移行し、1日1万歩いていた方は歩数を減らすとともに、生活の中に「中強度の運動」を組み込むことが長生きするためには必要だと締め括っています。

正しいウォーキングは万病の予防が期待できると言うことです。
今日の大阪の日の出時刻は午前4時55分です。太陽が顔を出すまでの早朝の時間帯は涼しくて気持ちがいいです。
明日からウォーキングを始めてみては如何でしょうか?