2023年6月のブログです
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昨日の夕方、ニュースを見ていると、またまたマスコミ「裁判官」さま(?)を見てしまう。
ところは、とある交差点。
右折待ちの車が渋滞をしている。
たまに右折信号が出ても、右折できる車は5~6台。
右折待ちの車は一向に減らない。
そんなところに、交差点手前右側のコンビニ駐車場に右折をする車が出現、さっそくカメラが追いかける。
記者が運転手に、危ないと思いませんか、迷惑に思う人がいますよ、と正論を述べる。
運転手は沈黙。
しかし、コンビニ駐車場に右折をする車が後を絶たない。
カメラや記者は取材で大忙し。
マスコミ「裁判官」さま(?)の大活躍。
しかし、正論だけど…、何か違うな、と思う。
マスコミならば、交差点の管理者である警察や市役所に、右折信号の実態を訴え、改善の余地はないのか、を取材すべきではないのか。
弱いものいじめではなく、あぐらをかいている行政の責任を追及すべきではないか。
取材の対象が違う感じがする。
かりに運転手に取材をするにしても、右折信号がもう少し長いと助かりますよね、などと聞けないのかと思う。
マスコミが「裁判官」さま(?)になってはいけないのではないか。
後味の悪いニュースを見てしまった。 (2023.6 記)