2011年のブログです
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田中千穂子さんの『プレイセラピーへの手引き-関係の綾をどう読みとるか』(2011・日本評論社)を読みました。
田中さんは、遊戯療法学会で2回ほどお話をお聞きしたことがあるのですが、いつもとてもわかりやすく、しかも子どもさんとお母さんの両方に優しい目配りをされていて、素敵だなと感心させられるお話でした。
今回の本は、プレイセラピーをできるだけ言語化したということで、本当に判りやすい記載で、すごいなと思いました。
じーじも少しでも同じような営みをしたいなといつも考えていますが、まだまだ修行不足だなということを改めて反省させられました。 (2011.5 記)
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2023年12月の追記です
読み返してみると、この時、すでに遊戯療法学会で、田中さんのお話を2回お聴きしていたのですね。
じーじ、えらい!えらい!です。
家庭裁判所で、別れた親子の面会交流の試行をするようになって、子どものこころを理解するためには、遊戯療法の勉強をしなければまずいのではないか、と思うようになったのですが、正解でした。
それまでの、精神分析や心理療法、家族療法などの知識に加えて、遊戯療法の知識はすごく参考になりました。
遊戯療法学会で、田中さんや山中康裕さんのお話を生で聴けたことは、じーじの宝物になっています。
さらに勉強を続けていこうと思います。 (2023.12 記)