いやぁ、いきなり感動的な試合でスタートです、セパ交流戦。
昨年悔しい思いをともに味わった、中日ドラゴンズとわが北海道日本ハムファイターズ。
中日はこの交流戦でのつまずきが阪神を助けてしまったし
吾が日本ハムも、11連敗という不名誉な記録を残して
ペナント脱落の主原因になった。
その昨年の轍を繰り返したくない両チームのぶつかり合いは
本当に、日本シリーズのような緊張感に満ちたナイスゲーム。
セリーグきってのエース・川上憲伸のピッチングは
まったくみごと! 敵ながらあっぱれの投球でしたね。
わがチームの小笠原選手も4打数4三振とまったく翻弄されました。
いかに、中日がこの試合に懸けていたか、
その思いがひしひしと感じられましたね。
徹底的に小笠原のバッティングを研究して
ミスなく、勝負してきたということでしょう。
悔しくてたまらなかったけれど、これぞプロの勝負というのを見せてくれました。
しかし、その川上の数少ない失投を見逃さず叩いた稲葉選手、SHINJO選手。
9回で3安打に抑えられながら、2点を奪った集中力のある攻撃です。
そして、死力を振り絞ったリリーフ陣の完璧リレー。
満塁のピンチを切り抜けた武田君、マイケル投手。
そしてまさに圧巻だったのが、延長10回表のギャンブル的な守備。
猛打賞のアレックスの先頭打者ヒットから、デッドボールでの無死1、2塁のピンチ。
この場面での落合監督のバント作戦を見切って
ゲッツーを狙った、超攻撃的な守備でした。
テレビで、まさに的確な解説を元日ハムの岩本さんがしてくれたので
その攻防の意味が、素人のわれわれファンにもわかりました。
そのまえのバント狙いの打者、川相君にどうしてデッドボールが出たのかも納得。
あの場面で、投手の建山は「シュート」を投げて
バントをしても1塁側方向にしか打球が行かないようにしていたのですね。
その結果が、目の覚めるようなダッシュを見せて打球を処理した
小笠原から、3塁~1塁というゲッツーになったのです。
この守備フィールディングでの小笠原君の見事な動きは
このゲームの最大のハイライトでしたね。
4三振と押さえ込まれたけれど、戦う闘志はまったく切れてはいなかった。
すごかった!
こんな面白いゲームを見せてくれた中日ドラゴンズにもありがとう、です。
そして、地元で感動的な勝利を得たわがファイターズ。
ことしは去年の屈辱をなんとか晴らしてもらいたいと思います。
ということで、北海道以外の皆さんには
なんのことやら、というブログで恐縮でした。
あしたから、また住宅ネタで書きます、きょうはご容赦を(笑)。
いやぁ、いがったぁ~。