三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

沖縄の歌、踊り

2006年08月26日 11時38分05秒 | Weblog

中年になってきて、あんまり流行の音楽とかは
興味がなくなってくるところなんですが、
例の大ヒットの携帯音楽プレーヤー、iPodは興味半分で購入。
で、やっぱりパソコンで音楽を購入できる、という簡便さを持った
iTunes Music Storeで手軽に、最近の歌とかをダウンロードできる、試聴も出来る
というサービスに、すっかり音楽好きのこころがよみがえってきています。
そうか、娘の好きなのはこんな歌なんだ、
とかと世代間ギャップを埋める役にも立ちそうで、
たいへん重宝して使っております。

そんななか、発見したのが夏川りみさん。
沖縄、石垣出身ということで、最初のデビューに失敗したあと、
「涙そうそう」のリメークでブレークしたという歌唱力のある歌い手さん。
高音の伸びのある歌声、抑揚のある歌い方、
やっぱり沖縄の歌謡伝統のなかにある才能ですね。
沖縄の歌は、潮騒がこだましてくるようなゆったりとしたリズムのなかに
アジア的な旋律が、しっとりと情感を歌い上げる感じがします。
いちばんポピュラーな「島唄」が特徴的。
写真は、伝統的な舞踊衣装の極彩色のあでやかさと、
那覇の街中の「島唄ライブスポット」の娘さんたちのコーラス。
独特の躍動感に満ちた迫力が、感じられます。
地元の伝統的な音楽の文化で、主張しようという部分なのか、
ちょうど、弘前の津軽三味線のライブスポットと同じような
若い世代からの地元性への熱い熱気が感じられて、楽しかったです。

いまは、売れっ子になっている夏川さんも
売れない不遇の時代を経験してきているということ。
そして、そういう先輩に続きたいと、こういう若い娘さんたちが
地元にこだわった文化を盛り上げているのだと思います。
確かに一種の観光資源ではある側面はあるけれど、
こういう場を生かして、自分たちの文化としての歌を
もっと大きなモノに育てていって欲しいものです。

夏の暑い時期になると、
夏川さんのBGMで、iPodを聴きながら、
汗だくになりながら、朝、散歩するのが無上の楽しみになっているこの頃です。
でも、ことしの夏はまだ、あついですね~。
コメント
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