三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

重宝する多目的オープンルーム

2006年08月04日 06時07分36秒 | Weblog

写真はわが社の2階のオープンルーム。
事務所を新築したときに、住宅雑誌というコミュニケーションの仕事
というポイントを考えて、ちょっとしたミニイベントが可能な空間を作ったのです。
少ない予算のなかで、こういう場所を作るのは大変だったのですが、
ものすごく重宝して使っています。
現在は、ブログで触れている「学生の匠」コンクールの作品展示を
8月いっぱいのスケジュールで行っています。
あまり案内はしていませんが、それでも学生さんをはじめ
ちょこちょこと見学に来てくれています。
また先日は、ある建築家グループのみなさんが
当社に打合せに来られて、この場所を気に入っていただき
講演会の会場に使っていただきました。
出版社のオープンスペースということで、利用しやすさがあるようですね。

また、全国からいろいろな建築関係のみなさんが来社されます。
お金がないので、内装仕上げは構造の素地をそのまま表しています。
それが、強く木の質感を感じられる空間というメリットになるようです。
建築基準法が変わって、この内装空間では
準防火地域のこの地域では不適になっているのですが・・・。
建築としては、その当時の考え方に適法に建てられているものです。
そういう感じが、北海道らしいシンプルな空間と言うことなのでしょうか。
みなさんここにいると、木の持つ清々しさを感じていただけます。
手前側の大きな開口部も木製サッシの20連窓なので
開放感も大きいのでしょう。
新築当初は、いろいろなイベントを仕掛けたりもしましたが
いまは忙しすぎて、そう積極的には誘致はしておりません。
でもまだ、いろいろなみなさんから引き合いは頂戴しています。

北海道の住宅情報関係の一つの「交差点」になってくれたら
これに過ぎるうれしさはありません。
機会があったら、ぜひ来ていただきたいと思います。
コメント
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