写真は先日、訪れた水沢近郊の古民家再生住宅でいただいたおやつ。
「がんずき」っていうんですね。
お住まいのおばあちゃんが作ってくれていた手作りおやつでした。
地元の味、っていうことのようですね。
見た感じはごらんの通りですが、まぁ、黒い蒸しパン。
インターネットで調べたら、作り方が出ていました。
黒糖、牛乳、たまご、蜂蜜、重曹、小麦粉、お酢、を
まぜまぜして蒸し器で蒸したおやつです。このへんでは、
がんずき、とか、がんじきと言われている昔ながらのおやつです。
上にのっているのは黒ゴマです。もっちりしたあまり甘くなくて、なつかしい味です。
っていうことのようなんですが、
わたしはこういうおやつのようなものには、作ろうという意欲がわかないタチでして、
ただひたすら、研究吟味することもなく
パクリパクリと、ありがたくお腹に納めさせていただきました。
食感は上の説明の通りですね。
甘みも抑えられていて、いくらでも食べられそうな飽きの来ない感じ。
お茶うけにぴったりですね。
こういう、いかにも人が作った、という感じの手作りの食感を味わうって、
やはり、しみじみと伝わってくるものがありますね。
出来たてほやほやではないけれど、
まだすこし、温もりが残っているようなほの暖かさ。
そのお宅での時間の印象を膨らませてくるものがあります。
ということで、名前だけ聞くと、
雪の上を歩いていく大型草履かぁ、と聞き違えそうでしたが、
って、そりゃぁ、かんじきですよね。
あにはからんや、口中にさわやかな甘みが広がりましたです。
ごちそうさまでした。
インフルエンザ、なんかしつこいヤツです。
なかなか、鼻水が完治しません。
相当に重症だったのでしょうかね。
しばらくは、様子を見ながらになりそうです。
今朝もまだ、小雪がちらついております、札幌。
春はまだまだ、先になりそうな今日この頃です。
でも、新卒さんが出社してきたり、人の出入りもあって、やっぱ、新年度ですね。