ここんところずっと札幌にいて、
いろいろなイベント関係や、その段取りとか、
まぁ、仕込み的な仕事が多くて、しばらく新鮮な空気を吸っておりません。
今週は、金曜土曜と仙台出張が控えておりますが、
それまでにしなければならない準備も多く、
まったく別進行で、急ぎのこともあって、まぁ、なかなかゆとりがない。
きのうもまたまた講演を頼まれまして、
中小企業家同友会の会合だったのですが、
なんと、前日聞いていた方も約1名会場に顔を見つけて
「ありゃりゃ、○○さん、(汗)」であります。
困るんですよね、まさか両日とも参加という方がいるとは
夢にも思っていないので、テーマ写真とも、前日とまったく同じもの。
しかし、しょがない。
その旨正直に事前申告。
笑っておられましたが、なんと、終わってから
「何回聞いても面白かったですよ(笑)」というやさしい声かけ。
救われる思いがいたしました。やはり日本人、こういう心遣いに弱い(笑)。
っていうようなことでしたが、
すこし、気持ちだけでもゆとりを持ちたいと考えまして、
本日は、狛犬シリーズであります。
写真は道南上ノ国八幡神社の境内に鎮座していた狛犬。
若いときから、こういう神社仏閣の類を見て回るのが趣味という
ちょっと若々しくない(笑)趣味を持った男ですが、
50を過ぎるあたりから、
このどこにでもいる、というかある、
狛犬にふと、興味を覚えまして、
いろいろな場所の狛犬を時々、写真に収めて悦に入っております。
この道南上ノ国八幡というのは、源氏の流れを家系伝説にしていた
松前氏が、それをこれ見よがしに表現するために造営した神社。
以前に、日高の方の「義経神社」というのを見学しましたが、
あちらは素性間違いなく源氏であるのに、
正嫡の頼朝と離反したからか、八幡を名乗っておりませんでした。
このあたり、由緒自体にも疑問が付くところでしたが、
こちら、松前氏の源氏説も、さてどんなものなんでしょうか。
幕府の徳川氏が源氏を僭称していたので、
ゴマすりのように、「実は私どもも・・・」っていうようなことのような気もいたします。
そんな由緒を知ってか、知らずか、
まことに古びた狛犬。
ほとんどゴジラかよ、おい。っていう風情でありますね。
いや、逆にゴジラの表情はこうした狛犬がモチーフだったのかも知れません。
まことに勇ましく、悪霊をにらみつけている
勇壮な表情がなんともユーモラスなお姿と思います。
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