三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

北海道R住宅、本格離陸!

2009年06月04日 06時23分22秒 | Weblog



きのうは札幌市内中心部で、
合計3つの会議が集中いたしまいした。
午前中が「北海道R住宅」の事業者協議会。
午後からは新築の方の「北方型ECO」のほうの2件の会議です。
いずれも長期優良住宅先導的モデル事業の採択を受けてのもの。
とくに「北海道R住宅」のほうは、わたしもメンバーとして
いろいろ、事業者幹事さんの人選とか関与が大きくなっていますので
次第の進行に関与しております。
この事業は、はじめ北海道の諮問委員会的なものが
3年間の論議を行ってきたものが
その後、国交省の支援を受けて全額国費補助を受けて1年間引き継がれてきたもの。
今年度、国の先導的モデル事業に事業採択され、
なんと、事業総枠が申請通り満額回答されたというものです。

「性能向上」型のリフォームというものが
なかなか社会的に認識が深まらず、マーケットの構築が見えてこない中で、
まさに「先導的」なかたちで、社会にそういう事業を広めようという壮大な企画。
こういう事業に対して、国の補助金が認められた意義は大きいし、
また、こういった指向に賛同を示してくれた各事業者さんの
たくさんの(70社)参加を得られたことはまことに心強い。
まぁ、しかし、なにせ世間にそう大きく需要が転がっているという
そういうビジネス分野ではないだけに、
みんなで創造していく、というタイプの事業領域になっていくものでしょう。
この国の補助金という大きなバックアップを活かして、
「性能向上リフォーム」という概念を世間に訴求していきたいと考えています。

まずは各事業者さんからの要望戸数を確認して
それに割り振って、現状ではまだあまりがある。
今後、それをどのように配分して、実を上げていくか、
なんとか、総枠185戸分相当、国費2億4000万円あまりを有効に使って
北海道から住宅の高寿命化、高性能化の
先鞭を付けるような事業構築を実現させていきたいものと考えています。

なんですが、論議し、方向を生み出していかなければならない事柄も
まことに多く、これからも難題は山積しています。
ひとつひとつ解決させていくように頑張っていかなければなりません。




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