三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

リフォーム用気流止めGW

2009年06月09日 06時24分41秒 | Weblog



室蘭工大の鎌田先生研究室でのアイデアから生まれた
既存建物の断熱気密改修用の「圧縮グラスウール」。
いろいろな実証実験を経て、もう少しで完成と言うところまで来ているようです。
写真のような形状で、これに梱包と気密材を兼ねるビニールを
もう一工夫して、完成という形なのだそうです。
で、こういう形状で現場に運ばれて、
現場備え付けの「掃除機」で内部の空気を脱気して
土台と壁の突き合わせ部分に挿入し、
その後、ビニールをカットして既存の壁の中で膨らませ
断熱層・気密層を構成しようという材料。
ことしから北海道で取り組む、断熱性向上型リフォーム「R住宅」の
大きな技術的なバックボーンになっていく期待が膨らみます。
確かに、今回のR住宅が性能基準として求めている
気密性能2.0cm/m2という数値は、達成が難しいと言われていますが、
ぜひ、こういった技術を活用して、
多くのみなさんが取り組んでいただきたいと考えています。
既存の建物の状態にもよるわけですが
この技術、大いに広まっていって欲しいものだと思います。
しかも、新住協で発表される技術は基本的にオープン技術として
公開されています。

きのうは先週の会議づくめの間に溜まっていた
整理作業、対応作業が山積み。
ちょっと対応しないでいると、あれやこれや、
段取りが進んでいかない仕事がたくさんある。
机の上はそういう書類やら、資料やら、連絡メモやらで一杯になってしまう。
そういうのに対応するのにきのうは1日かかったのですから、
4~5日程度で、1日かかるって、
こういうのは確実にしとめ続けないと、
なかなか、手強いゴミの山になってしまうのですね。
既存に対応する、って結構、根気はいる次第ですけれど・・・。



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コメント
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