三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

市民会員で参加の国会議員さん

2009年06月06日 08時19分43秒 | Weblog



きのうは新住協の年に一度の総会。
朝9時からスタートして、午前中に組織としての総会を終わって
基調講演、午後からは研究発表などが相次ぎ、
終了したのが午後5時半。
そこから会場を変えて懇親会も行われました。
写真は、懇親会の会場の様子。

新住協って、これまでの総会でも
いわゆる来賓祝辞というようなものってなかった。
それだけ実質的な住宅技術研究開発型の組織だったのですが、
運動の広がりが大きくなってきて、
今回は4名の来賓が来られていました。
とはいっても、住宅に関連する組織からの公務として参加のような方たち。
そんななかで、来賓あいさつにも立たず、
その後の懇親の席であいさつされて初めて来場を知ったのが、
参議院議員の中村てつじさん。
民主党の所属で、奈良県選出の議員さんです。
中村さんは、全国発売されたわたしどもの「エコ住宅Q1.0」などの
雑誌を知っていただいて、数十冊単位で購入され、
国会議員さん仲間や、中央省庁などに「北海道ではこんなにいい住宅を建てている」
と、大いに住宅政策的な立場から活動いただいています。
そんなことで、いろいろにお話しさせていただきました。
いま進めている「北海道R住宅」についても、
わたしどもの雑誌をごらんいただいていて、
「大変わかりやすかったので、利用させてもらいました(笑)」
と、おっしゃっていました(笑)。
新住協の進めている地域工務店の技術向上、地域活性化の努力に
賛同していただいていて、大いに共感できた次第。
その後、「地域工務店さんの声をもっと聞きたい」と
2次会でも多くのメンバーと活発に意見交換されていました。

国会議員さんの議員連盟も最近、超党派で組織されています。
地域工務店の立場に立って活動してきた新住協の運動が
このような国会議員さんたちのレベルでも広がりつつあるのです。
工務店メンバーのみなさんとも、現状の国の住宅政策について
忌憚なく意見を話し合って、いろいろに認識を深めていただけたようです。
しかしそれよりなにより、
国会議員という立場でありながら、
一市民の立場として、このような民間団体の総会に出てくるという
姿勢に大きく感銘を受けました。

国の住宅政策の進み方に
わたしどもの雑誌が志向している「地域で暮らす工務店」の立場が
すこしでも反映されるような方向になっていって欲しいものだと
強く念願する次第です。




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