三木奎吾の住宅探訪記 2nd

北海道の住宅メディア人が住まいの過去・現在・未来を探索します。
(旧タイトル:性能とデザイン いい家大研究)

【イテテ!・・・前期高齢者転倒事故現場(笑)】

2019年07月15日 06時08分59秒 | Weblog
写真は最近の散歩コースでの最大の「難所」であります。
場所は札幌市西区の「発寒川公園」の川縁。
通常の歩道ではなく、川の流れに沿った川原を歩きたいので、
階段を降りて川原に沿った道なき道を歩きたいのです。
そうすると、そういうタイプの人間がそれなりにいるもので、
「けもの道」のようなルートがあるワケ。しかし、
それも途絶えるような箇所がどうしても発生する。
この場所は、高低差が1mくらいあって、
よいしょっと、上るのはなんとかできても、
降りるときには、なかなか難しいという箇所なのであります。
よく観察してみると、段差を解消するように
石が積まれている様子が見えてくる。
その石の「足場」には棒も積まれていて「けもの道」として
一段のステップがそれなりに「整備」も試みられている。
なんですがはじめて「降りる」方向からここを通った2週間ほど前には、
そのような些細な観察はできていなかった。
というか、降りる方向からはそのようなステップが見えなかったのです。

で、前期高齢者でありながら自覚に乏しい凡人は
ここを、「なんとか大丈夫だべ」と飛び降りてしまった。
写真でいえば右下手前側の草原に着地できると思った。
で、深く考えず飛んでから、着地面にはたくさんの木の切り株があって、
足を踏む降ろす着地点がほとんどないことに刹那に気付いた。
ほんのつま先くらいしか、目当ての箇所には着地点がない。
しっかりとベタッと着地できずに不安定な状況で、数歩、
落下する自分自身の体重負荷を分散させねばならなかった。
しかし、咄嗟の瞬間でのそういうカラダの対応、
自分自身の身体への指令が、「あ、これムリ」という状況になってしまった。
「イテテ・・・」ということで、前のめりに地面に叩き付けられた。
左手薬指に咄嗟に体重70数キロの重量が掛かったようで、
骨折までは行かなかったけれど、衝撃痛を感じ、
さらに顔面と上半身前面側で地面に受け身を取るように「着陸」した。
少年期から今日まで、比較的にやんちゃな性格だったのですが、
この間、自分のカラダをコントロールするのに、そう難儀を感じたことはない。
「もう若くない」ということを痛烈に感じさせられた。
そういう悔悟の念、ふがいなさに打ちのめされながら立ち上がった。
カラダの各所から打撲的衝撃の残滓が感じられたけれど、
どこかで致命的な損傷感はなかったのが不幸中の幸い。
こういう場所なので、付近に人の気配はなかったので、
もし深刻なケガであれば、助けを求めることも難しかったかも知れない。

その後、この場所を毎日の散歩路に使っている(笑)。
突き指した薬指も大きく腫れ上がることもなく、
いまではすっかり回復しております。
痛い思いをして、多くのひとが作ってくれていた「ステップ」を発見し、
そういう先人の知恵に助けられながら安全に通れております。
久しぶりの転倒でいろいろ学習させていただけたことに感謝であります。
コメント
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