富士山のトラウマ

南蛮連合のみんなは週末トレイルランニング三昧だったのですね。（富士山、青梅、高尾）
富士山は１回しか行ったことがありません。中学１年生の時、親戚の会社のツアーで参加しました。
夜からスタート、あきこちゃん、たっくん、たっくんFriend、おばさん、なっちゃん、私で5合目からスタート。お守り「無事かえる」「お金がたまる」かえるのなぜか蛙のお守りを２つ持ってスタート。

8合目まで順調にみんなと登る
私がある事に気づく。「さ、財布がない！！」
お守りも見事なくなっていた。
私「先行っていて！財布探しにいって、みんなに追いつくよ！」
と言い残し、探す、探す・・・・。ない！！気づいたら5合目まで下山してしまった。

やばい！急いで8合目まで登る。当然だれもいない。8合半まで登った。腹減った。寒い。
この時、私は半そでTシャツで行ったが8合半の気温は3度だった。
とぼとぼ歩くが限界だ。お金もないし、あまりに寒いので、頂上目指すのは諦めて、また少し下り始める。今度は人の気配のない場所へ出てしまう。なんで森？これは噂の樹海？もう歩けないここで朝まで過ごそう。暗闇の中、じっとしていた。もちろん寒すぎて眠れない。

あ、、話声が聞こえるぞ。人だ。カップルだ。みそしる代貸してもらおう♪助かる♪きゃっほぅ♪急いで手にもっている懐中電灯をつける。
カップル「ぎゃ～」
と叫んでいなくなってしまった。（おばけと間違えられた）
こころ細くなり、また8合半まで登る。
朝になった。8合半で、1人ご来光を見る。

・・・・・・私これからどうすればいいのだろう・・・・・・・

奇跡的に下っている途中の山小屋で、おばさんとなっちゃんに合流。
5合目で、あきこちゃんグループに合流。あきこちゃん達は9合目まで行ったそうだが、高山病がひどく断念したそうだ。みんなほこりにまみれた真っ黒な顔、あきこちゃん達は憔悴していた。
会社のツアーだったのだが、私達グループを残して、バスはとっくに東京に帰っていた。
私の荷物も全部東京へ先に帰ってしまった。
事情を説明して、みんなで電車に無銭乗車をして帰ってきた。はぁ～文章長くなっちゃった。