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ジブリワールド

2011-07-31 20:13:58 | Weblog
『コクリコ坂から』を観てきた。
昔からジブリの作品はずっとみてきた私だが、この頃のジブリの映画って、
完全に中年以降の大人向けの作品ばかりになってる感がある。
しかし、相変わらずセンス抜群の構成で、今回の映画も現代になげかける
“純粋な心”と“ノスタルジー”がとても素晴らしかった。

近年のドラマや映画って、ど派手なアクションやCGを駆使したものや
軽さが感じられるお笑いもの、有名な芸能人がキャスティングされてるだけで、
内容があまりないものなどが多く、心に響く作品というものが少ない。
映画という芸術は、文学でもあり、
人々は作品の中に入り込むことにより喜怒哀楽する。
感受性を培う手段としては、書籍よりは
短時間で描写されたストーリーである分、有効であると思う。
そんな中でジブリの作品の、
『コクリコ坂から』『耳をすませば』『千と千尋の神隠し』『ぽんぽこ』などは
単にアニメの良いお話という次元ではない、崇高な問題提起を少し遠巻きに
なげかけてる面があるが、純粋さというものは共通している。
だから私は宮崎駿イズムが好きである。

この類の映画を観賞するといろいろ考えさされるものが多くある。
人それぞれの価値観や 思いやる気持ちの形 はじめから完璧であることなんてない。
それがどの様に伝わるか、、、人はそんな中で一喜一憂するのだ。
学び育むことに疲れてしまい、背をむけてしまうことはたやすい。
消してしまいたい現実や過去もあれば、大切にしたい現実や過去もある…
 そうしてみな、自身の時間を刻んでいく

本気でぶつかっていくことがナンセンスとかうっとおしいと思われがちな風潮にあり、
うわべだけの優しさや偽善がはびこり、楽しいことなんて探せばいくらでもある現代社会では、
ちょっとした実直さも純粋だと軽笑される。
そんなご時世だからこそ、このような物語は貴重ではなかろうか。

大局的にいえば、尊厳と誇りをもって、人が人らしく 日本人が日本人らしく、
礼節、道義、道徳を重んじるということも、、、 

これらのことを再認識することは、もうめんどくさくなってしまったのだろうか、、、

ハリポタ、カーズ、トランスフォーマーなどもファンタジック、かっこよく、楽しいかもしれないが 
『コクリコ坂から』
みてない人はみてみてください


菅原研鑽日誌 7月編続き

2011-07-23 08:26:16 | Weblog
DR菅原、、 来る日も来る日も 根治、、
そして感染根管治療が殆ど

ちなみに彼だけでなく、私も根治が多く、
ファイルの消費が激しく、チェアータイムの占有率を
考えると保険診療だから正直採算がまったくあわないが、
必要な処置なのでぼやいてもしょうがない。
 
彼もこの頃、
『閉塞気味の根管を苦労して開けれたときの達成感が心地よい』
         と言うようになった。
ならば、きれいな根管充填にも美学を感じてほしい。

でもまだ根治づけからは、今の処置時間の半分の時間で
同じような手技ができるまでは、脱出させない

ちなみに実は
コンポジットレジンでのカリエス治療もちょこちょこさしているが
ちょっとレベルを上げた処置も最近チャレンジさしている。

ガンバレ!



 
おまけ:連日の昼休みの運動 
   動画編(クリックしてね)
    ↓
お外で投げ込み

菅原研鑽日誌 7月編

2011-07-15 20:50:11 | Weblog
そうじ、印象練和、顎態模型作製などの課題後の
次の課題は
・正しいレントゲン撮影
・口腔内写真撮影    の鍛錬

そして臨床では、当面 エンドをちゃんとこなすこと がテーマ。
早い話が現在、彼は〝ねっこ屋さん”である

いくらきれいな形成や咬合をつくっても、エンドが必要な歯に対して
ちゃんとした根治ができてなければまったく治療の意味がない。
建築でいえば、建物を建てるための基礎工事。
特に感染根管治療に現在彼は四苦八苦してる。
だんだん彼もマイクロスコープには慣れてきたみたいだが、
根管治療はまだまだ合格点にはほど遠い。

でも、ムチばかりではかわいそうなので、ちゃんとアメも与えている。
アメは何か、、昼休みの、私とのお遊戯。。。。。



ちなみに彼の次のステップには歯科技工がまちかまえている。