今回は顎機能障害症例を動画で紹介しよう。
症例は左耳部の鈍痛と開口運動時の運動痛が主訴。
就寝中も耳周辺の痛みで起きてしまうとのこと。
問診から原因は歯科領域にあると判断し、
診査したところ咬合に問題があることがわかったため咬合調整を行った。
調整後、症状はすぐに軽快される。
一般的に機能障害において咬合調整はすぐに行うべきでないとされているが、
患者の苦痛と悩みに対して、明確に原因が見えているものに対しては
処置をするべきであろう。
ただ、この調整の行い方は単に、早期接触や咬頭干渉を調整すればよい、
というものではなく、また、見様見まねでできるようなものではない。
踏み込んだ思慮での調整が必要であることを述べておく。
このような事例に対しては、重軽症度にもよるが、
レントゲン、模型診査などの資料収集を行い
治療計画などを練っても、時間の無駄な場合がある。
なぜなら、その期間中も患者の苦痛は変わらない。
また、我々にとって軽度の問題であっても、患者にとっては重度の症状の場合もある。
病態の所見を診査時にみて、問題の程度の判断を行い、軽度の問題とされるなら
即時に対処してあげるべきだろう。
この症例、咬合調整だけで終わりである。
動画
↓
顎機能障害症例
症例は左耳部の鈍痛と開口運動時の運動痛が主訴。
就寝中も耳周辺の痛みで起きてしまうとのこと。
問診から原因は歯科領域にあると判断し、
診査したところ咬合に問題があることがわかったため咬合調整を行った。
調整後、症状はすぐに軽快される。
一般的に機能障害において咬合調整はすぐに行うべきでないとされているが、
患者の苦痛と悩みに対して、明確に原因が見えているものに対しては
処置をするべきであろう。
ただ、この調整の行い方は単に、早期接触や咬頭干渉を調整すればよい、
というものではなく、また、見様見まねでできるようなものではない。
踏み込んだ思慮での調整が必要であることを述べておく。
このような事例に対しては、重軽症度にもよるが、
レントゲン、模型診査などの資料収集を行い
治療計画などを練っても、時間の無駄な場合がある。
なぜなら、その期間中も患者の苦痛は変わらない。
また、我々にとって軽度の問題であっても、患者にとっては重度の症状の場合もある。
病態の所見を診査時にみて、問題の程度の判断を行い、軽度の問題とされるなら
即時に対処してあげるべきだろう。
この症例、咬合調整だけで終わりである。
動画
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顎機能障害症例