18日の夜 NHK報道日本でインプラント治療のトラブルについて特集があった。
インプラント治療におけるメリット、デメリットがいろいろ言われていたが
合意できる話もあれば、ん?と思うような話もあった。
以前の私のブログでも言っていたように たくさんインプラント行なっているということは
全然凄いことじゃないということがよく分かったであろう。
よくネットや雑誌とかで インプラントお勧め名医 専門医が語るインプラントを行うための医院の
選び方 など宣伝がされているが、医院が広告費をだせばメディアが、いくらでも名医という名や
お勧め歯科と評してることが問題である。
また、CTが常設されてる医院でないといけないなどとかいろいろいわれているが
CTスキャンをもっていようが、生体モニターをもっていようが、麻酔医がいようが、
無菌室でオペしようが、高価な設備や整った設備があっても、行う術者の技量知識が重要なのである。
私のオフィスはCTなんて高価な設備はもっていないし購入する気もない
(注;メーカーがただでくれるのなら話は別)、CTは近くの総合病院で撮ってもらえば済むことだし、
こんな感じのいたってしょぼい医院だ。
しかし、CTなどの設備が充実した所から、こんな場末のしょぼい医院にいろんな悩みを抱える患者が
多々来院される。時には大学から紹介患者までくる。 何故か?
外観や高価な設備や丁寧な応対 金さえ払えばもらえる名誉、、
これらではどうしようもできないことがあるからである。
このことをいい加減我々歯科医は、一刻も早く素直に受け止めるべきなのである。
バドのメンバーはその事例をたくさんみてるのでよく理解できるであろう。
いろんな事例を診てきてる私から 本日の放送内容を含め総括的に述べさしていただくとしよう
「 医療を行えばよいだけ 」
これはとても広く深い意味でいっている。
しかし メディアはどうせこのような報道特集するなら もっともっと内容を吟味して
全国放送するべきだとおもうが、、、、、
PS;こんなインタビューがこの放送であった…
『インプラントは歯科医にとって救世主。インプラントを入れれば入れるほど儲かる。』
公の電波にこんなことを平然と語ったこの歯科医 心底愚かだ。
何食ったらこんな思考ができるのだろう、、、こんなお方はさっさと医療界から消えてほしい。