リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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ひとり言  THE 『 ○○インプラントセンター ・・・ 』

2013-05-31 13:19:19 | Weblog
って掲げて大々的にインプラントをやってる開業医院からの
セカンドオピニオンの患者がちょこちょこくる。。。

口腔内をみて ほとんどというかすべてのケースが
 ”なんで抜歯して インプラントにする必要があるのだろう ”
 ”なんでここにインプラントをする必要があるのだろう ”
 ”なんでこんなにたくさんインプラントを入れる必要があるのだろう ”
っていうもの。。。。。

何度もいっていることだが、
インプラント補綴は治療のオプションの一つにすぎない。

8020運動が 80歳で20本のインプラント! 
              って思っているのであろうか…


【結論】
巷でインプラントセンターって掲げてる医院について私が思うこと、、、
『 その歯科医の思考の中心(センター)がインプラント治療の発想しかない 』
だから ○○インプラントセンターって掲げてるんじゃない??


… これから開業しようとしてる先生方は真似しないでほしい。
こんな看板や宣伝掲げても、歯科医療の本質を何も示していない。



今回は ひとり言…

ダイレクトメール

2013-05-27 09:22:11 | Weblog
頻繁におくられてくる医院経営セミナーや宣伝広告のダイレクトメール。
そんなものの中に、少々違うタイプのものがあった。
通常のものは単にパンフなどが入れられているだけで、
無作為に大量配布されている感がありありのものが多いが、
今回目にとまったものは、おそらくエリアごとに担当する者が、
郵便物を発送する前に、該当する医院の情報を彼らなりに調べて、
自分なりの思いと感想、自社のアピールを直筆の手紙で添えていたということ。
デジタル時代のこの時世に、へ~って関心するものである。

アニメチックな文字とちょっと間違った文法の文面や5月という時期からみて、
新入社員の仕事であろうと思われるが、何か初々しくよい。
文法や言葉のニアンスが間違っていることよりも、直筆で本人なりに
考えて書いてることが大切な事である。
誰しも社会人になったときは夢期待大きく、ピュアな気持ちで仕事に励む。
この一生懸命さを願わくばずっと忘れないでほしい。

久しぶりに気持ちのよいものを見た。

残念なのは、これだけ一生懸命なものを渡されても、
当院は広告やウェブで経営戦略といった集客に、まったくもって興味がないので
商談にはのれないということ。


せっかく案内と契約のお願いをいただいたが申し訳ない。
敬意をもってお断りを申し上げる次第である。

我が師

2013-05-01 07:57:28 | Weblog
専門職の世界では師という存在が必ずある。
私には二人の師がいるが、私の歯科臨床にとっては
絶対的な存在である。

このお二方、関わりが長くなればなるほど、
人格や医療への姿勢の隙のない凄さがどんどんみえ、
自分との格差に打ちひしがれるが、その背中が遠くならないよう、
少しでも近づけるようについていくことは私の生涯臨床における
終わることのない課題である。

『崇高な医療とは?』 決して私利私欲を追い求める
経営戦略を主とした建前だけの医療倫理をばっさり切り捨てる
このお二方の実際の姿勢は、
すべての医療人が手本とするべきであろう。