リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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26年2月23日 PGI研修会 in相模大野

2014-02-24 07:58:48 | Weblog
今月のPGI研修会
8期生の第2回のセッションは顎関節症のエマージェンシートリートメント
セッションの回を重ねるごとに内容のボリュームも増し
親分の講義もより臨床に直結した、また、臨床でよく見かける
疑問な病態に対する理由が詳しく説明された内容であった。

5月から始まる9期生にPGIC名古屋から受講生おくり込むけど
本会の内容についていけるかな…

おまけ
 ↓
今どきの小学生・・・笑えた

私の日常臨床19

2014-02-13 12:59:28 | Weblog
症例の術前術後を提示する。
この様な口腔内はいろいろ考慮する必要がある。
正常咬合か病的咬合かを考えたときこの症例は
正常咬合である。(この定義が理解できないなら自分で調べて!)

私は審美的な改善を目的でなく、環境改善を目的に矯正治療を行なった。
この環境改善も歯列不正である正常咬合に対するものだけでない他の意味が
大きな理由で行なっている。
しかし患者の年齢的なことや経済的なこともあるので
似たような症例があっても必ずしもこの様にするべきということではない。
今回、最終補綴はPMFとゴールドインレーで行なっているが、
もしこの症例が矯正治療を行わないで現状の歯列のままでの治療を希望していたなら
最終補綴物を患者が保険外を希望した場合、私は〝やめておきなさい″と言うだろう。
これも理由がある。

これらの理由を考えながら見ていただきたい。



困ったご時世…

2014-02-07 07:51:14 | Weblog
当院に以前かかっていた患者さんからこんな愚痴のメールがきた。
この患者さんは名古屋で小学校の先生をしてる方だが、学校でのトラブルの話。

メールの内容をみて、この時世の小学生のおそろしさを感じた。

ある児童が先生(患者)にしつこくちょっかいを出してくるので、
何回も注意してる中「要らん事しんでー!」と呆れて注意した言葉の
〝しんでー”という語句を 死んでー とこじつけ解釈され、、
その子が先生に向かって「お前の弱味を握った!」って言って家に帰り、
その日の夕方、親が学校に怒鳴り込んできたそうだ…。
(というか児童が教師にむかって〝お前″って、、、)

…言葉の暴力、体罰というものに異常なまでに敏感な世の中
理不尽なことによるこれらのことは確かにいけないことだが、
自身の素行を棚に上げ、言葉の暴力と体罰という定義を逆手にとることはいかがなものか。
教師に迷惑をかけたことへ注意したことを、不満や怒りに感じる子供の感性は、
はっきり言えば親の子供への躾に問題があるのでは?
学校は協調性と知識を学ぶところであり、躾(道徳)は家庭で行うことである。
 親が学校に怒鳴り込んで来る前に、事前に何故そのようなことになったのか
しっかり子供にきくべきだし、本当にひどいことを言われたか
真実を問いただしてからにしないと逆に家庭が恥をかくことになるだろうに。

政府が掲げるゆとり教育がもたらしたややこしい現実、、、
結局教育現場の先生たちの使命感を剥ぎ取るようなものになっている感がある。 
綺麗事ばかり机上で論じても現場は成り立たないよ。

因みに私が中学生や高校生のとき、それこそ理不尽なことでよく教師に罵られたり、
殴られたりしたが、納得いかず母親に相談するも
私の母親の場合、
「 あ~そうかいなー、、たぶんアンタが悪いねん!」
すべてこの一言で終わっていた。  今では懐かしい思い出である。

しかし今の教育現場はやっかいなところになっている・・・
医療現場も似たようなものだが、、

26年2月2日 PGIC名古屋特別例会

2014-02-03 07:33:10 | Weblog
この日は我々のスタディーグループの特別例会。
完全クローズドな会であるため、会員のみしか参加できない例会であったが、
51名の先生が集まった。
本例会は私の師匠のPGIC会長・西川洋二先生と副会長・井上正敏先生と
PGIC名古屋代表の私でのリレー講演。

顎関節を考えた治療は、ほとんどの歯科医が不得意もしくは
あまり深く考えていない分野であるが、今回はこの分野だけにフォーカスをしぼり、
この分野を理解する意義、臨床治療への捉え方、
臨床治療の実際を3人の演者で詳しく解説した。

講演終了後、参加者から非常に興味深い内容で、
より理解できたという声をいただけたことはとても光栄である。