私の数少ない幼児期の思い出の一つに、母親がチェルシーをおやつとしてくれていた。
なぜこのような小さな出来事が、忘れることなく覚えていたのかわからないが、
たぶん切ない幼児期の思い出として残っているのだろう。
というのも当時、チェルシー1箱をくれたわけでなく、一日1粒がおやつで、
ガムならまだ間を持たせることができるが、飴なぶんレロレロなめていると
あっという間になくなってしまい、おやつを食べた気分になれなかった。
でもって、そのチェルシーは母親が好きな飴でもあり、母親はコーヒー味が
好きだったので、おすそ分けみたいにもらっていたおやつが1粒だけのコーヒー味は
幼い私にとっては、味も量も苦いものであったというセコい記憶である。
そんなほろ苦い思い出の明治製菓のチェルシーが2月末で製造終了、3月で販売終了という。
製造終了の告知があったのは以前から知っていたが、
忙しさのあまりまだ大丈夫とタカをくくっていた。
しかし、今月になってそろそろ記念に買っておこうと思ったら
どこいっても売り切れでない…
友人にきいてみたら、価格が高騰してるという話をきいた。
買い占められてネット上で、転売屋にとって価格が異常高騰していた。
1箱160円くらい、100円ショップでは100円で買える商品が
現在、1箱1900円~になっている。
タチが悪いとしかいいようがない。。
税務所もちゃんと確定申告している人達に、重箱の隅つつくようなことをするより
このような輩に重点をおけば、よっぽど税の徴収が多くなると思う。
ニュースでもとりあげられてたように、転売屋の収入は未申告で月数百万円単位であるらしい。
本当にこの手の転売屋、なんとか取り締まりできないものだろうか…
無理なら、転売屋が金儲けできなくなるように
我々皆が協力しあって非買運動をしなければ、このような輩を淘汰できないであろう。
ちなみにスタッフや数人の患者さんにまで探してみてと頼んでいたが
本当にどこの店でも入手できないみたいであった。
箱を私のコレクションにしたかったので、結局、ネットで2個3980円で購入してしまった。。。
転売屋からの非買運動をするべきといいながら、そこから買ってしまう私…
これだから転売屋がなくならないんだ、とブツブツひとり言をいっても虚しい
というか、もう二度と転売屋から物を買わん、と心に誓う今日この頃