2017年12月24日 顎関節症勉強会第3回目

昨日は限定６名で行っている顎関節症勉強会を当院で行った。
前回同様、昨年までの内容を更に詳しく、また時間をかけて
理解しやすく解説し、実習もより具体的な内容にしたため、
今回の参加者はかなり顎機能障害への本来行うべきアプローチを
理解できるようになったと思う。

この６名　熱心でまじめな先生ばかりで
質問も臨床にそった具体的な内容なので、
彼らの今後の臨床が非常に楽しみである。

2017年12月22日 ＰＧＩ例会

昨日は昼過ぎまで診療後、相模大野へ。
ＰＧＩ本会の例会の年末会員講演会に行ってきた。
富山の岡崎先生、東京の石橋先生と私が演者で
西川先生が本年度の総括を行った。

私からは臨床で見落としがちな顎機能障害の症例への
アプローチと治療についてと、
ペリオが主訴の症例においても、主因が顎機能障害である症例の
診断方法と治療法についてプレゼンを行ってきた。

今日の朝、神奈川から帰ってきて、昼から診療だ。
連休も休みはまったくなしで、ここのところずっと休みがない…

先週はマニラへ

先週は水曜から日曜日までマニラに出張していた。
マニラの歯科大学の歯学部長と、ある企画のミーティングを行うためである。
そして、会合後は２日間、マニラの開業医を数件まわる。
私は、マニラの開業医で親交ある歯科医は多いが
韓国人のチャム先生と最近はよく会う。
気さくで人情味ある人柄の先生で私は尊敬している。
マニラの歯科事情は、開業医院によって治療費に差が大きく、
高い医院はとても高額な治療費だが、富裕層の多い地域で開業されている
この先生の医院は設備は結構そろっているにも関わらず、良心的な金額設定である。
参考までに、根管治療は高い医院では、１根管5,000ペソ（11000円）という金額
設定で、大臼歯で4根管なら4万円以上する。
平均月所得が３万円ほどなのでかなり高額である。
またインプラント補綴は１本平均2000ドルとなっている。

貧困層が暮らすエリアの開業医で驚かされることは、
処置に麻酔を使うか使わないかの選択肢があり、
例えば抜歯するとき、麻酔なしの場合、
100ペソ（220円）安くなる。　というか、抜歯で麻酔なしって…
ドクターいわく、結構麻酔なしを選ぶ人多いらしい、、、
いろいろな意味で凄い。。。

ちなみに今回、滞在中に24時間断水というハメにあわされた。
水の無い生活がいかに大変かを身をもって学んだ。

ちなみにもう一つ、
今回は行きも帰りも飛行機の遅延でイライラの連続。。
日系の飛行機ならほぼ定刻に運航してくれるだろうと考えていたが
理解しがたい理由での遅延にはほとほと疲れ果てる。

２０１７年１２月１０日 ＢＡＤＳ第４回目

昨日はバドの第４回目　市野先生の歯周治療のセッション
歯周基本治療に対する基本的な手技の内容であったが
基本的なものがいかにおろそかにできないものか、
再植、移植、歯内療法などを文字スライドのない
すべてを症例で解説されていた。

線をひかない歯科治療の本質にせまる内容
相変わらず実直な患者のことを考えた治療を拝見できた。

２４名の参加者がみな　本来あるべき基本治療の意味を
症例を通じて学べたのではないだろうか。

来月は顎関節、私の担当だ。

２０１７年１２月２、３日オステムインプラントセミナー

先週末はオステムのインストラクターとしてインプラントセミナーに参加。
今回はＡＰＦやＦＧＧ、ＣＴＧなどのティシュマネージメント、
ガイドサージェリーなどがメインで、実習も盛りだくさんの内容であった。
参加人数も３０人近くおられ、キム先生の人気ぶりがうかがえる。

講師のキム　ヨンジン先生の韓国のスタディーグループと、来月
私のスタディーグループがジョイントミーティングを行うので
その件の打ち合わせをキム先生、オステム名古屋のミンさん、笠井先生も交えて行ったが、
中々面白そうな企画になりそうな感じである。

ちなみに昨日の私、昼に食べた弁当が合わなかったみたいで
午後から体調がおかしくなった。。。
胃が伸びたりちじんだりしてきりきり痛み、吐き気と悪寒が起こる、、
どうやら当たり付きの弁当を食べてあたってしまったみたいだ
弁当屋に文句いってしょうがないので、内臓の嵐が過ぎるのを待つしかなかった
過去にも同じ経験ありこれで２回目だ、、もうケータリングの刺身は口にしないでおこう…