リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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2023年7月16、17日 顎機能障害勉強会

2023-07-18 08:09:30 | Weblog

猛暑の日・月の連休は当会の勉強会。
日曜日は顎関節治療の座学。
飯塚先生より顎機能障害に対する
PGI独特のスプリントによる治療の概念とその実際についての解説が行われた。
多くの症例の術前術後の提示で、その治療の効果を動画にて紹介していたので、
皆その威力に非常に興味をもたれていた。

月曜日は当院にて、その顎機能障害に対する診査と治療についての実習を行った。
咬合に問題がある事例に対して、どのような視点で口腔内をみて、どう処置するか。
これには歯科医自身が体感するのがもっとも手っ取り早い。
参加した歯科医の中で、5名の歯科医が実際問題ある口腔内であったため
顎機能のリハビリや咬合調整を行ったことにより、
劇的に咬合状態が良くなったことを経験してもらった。劇的変化に皆驚いていた。

師匠西川洋二(PGI)の手法は、一般的に周知されている咬合治療、
顎関節治療の概念とは少し違った考え方であるが、症例の結果が全てである。
座学と実習でその事実を知ったとき、その意味は間違いなく認めざるおえないだろう。

昨年同様、実習後、大掃除なみの院内清掃を参加者全員で行ってもらったので
医院はまたまたピカピカになった。私は満足です。
この実習、当院の場所提供しているが、年末である12月にやってもらった方がいいかも。
大掃除、当院の面子だけで大変な思いしなくていいじゃん

ちなみに暑すぎない??


2023年7月11日 PGI名古屋月例会

2023-07-12 06:25:45 | Weblog

今月の月例会は飯塚先生が担当。
論文検討会で、テーマは咬合異常。
ある論文を事前配布資料として提示し、
その内容に対して自院の症例を通じて解説を行っていた。
全体の構成としては非常によくまとめあげており
症例も多く、それぞれにきめ細かい考察をしていることは
さすがといえるだろう。
名声や称賛に全然こだわらない、純粋に自分の研鑽のための
学問追求が、自然と高みになっている彼は
臨床家としてのお手本であろう。個人的にはそう思う。

今回参加された先生方は多くの意味合いで
非常に良い内容を勉強できたと思う。


2023年7月8、9日 ICOIジャパンミーティング 

2023-07-10 08:07:14 | Weblog

先週末はICOI学会のため2日間東京に。
今年のインプラント学会は、デジタルの話が多かった。

内容的には、参考になることが多かった。しかし、
近年はあまりインプラントを積極的に行わなくなり
歯の保存に以前よりこだわるようになっているが
インプラント治療はそれなりに行っているため、
現在のインプラント治療の潮流が技工士さんにとって
楽なようで大変な時代に入っているように思われた。
そして歯科医・技工士にとってもイノベーションの
パラダイムシフトを求められる時代となっていくのだろうか。
そんなことを考えた2日間であった。

ちなみに土曜の夜は師匠を囲んでPGIの主たる面子で
色々決め事や今後の方針などの話合いが行われた。

今回の出張、九州方面の大雨の影響で、日曜日の新幹線が
夕方より運行が遅れるという情報をきき
新幹線が遅延する前になんとか東京からでることができた。
しかし相変わらず新幹線は凄い混み方だな。。。


2023年7月2日 令和5年度PGI名古屋 春例会

2023-07-03 07:37:38 | Weblog

先週末は当会の例会が行われた。
午前中の会員発表は、門井先生、河野先生、稲熊先生、鳥居先生から行われ
それぞれが違うジャンルでの発表ということもあり
かなりディスカッションが盛り上がった。

午後からの基調講演、今回は福岡県開業の田中憲一先生。
posteria bite collapse をメインのテーマとしてあげられ
軽度~重度の咬合の問題に対して、それぞれのステージに分けて
きめ細やかに症例群への診断と治療方針、治療、予後を解説されていた。
非常に多くの症例の提示をしてくださり、また10年近い予後の提示もあったので
見ごたえある内容であった。
また先生の近年の考え方についての話も伺え、
当会の考え方に類似していることもうれしく思えた。

今回も一日 とても充実した例会であった。