前回の記事の続きです。
当院ではこの症例に対して、添付する写真のように治療を行った。
症例の補綴治療を大局的に考察するなら、
欠損を有する症例において、理想的な咬合の安定と維持を考えた補綴設計なら
欠損部位インプラントを植立することで答えはまとまってしまう。
しかし、臨床治療は患者の経済的背景も十分に考慮する必要があるため
術者が考える理想的な治療を行えることは多くはない。
そしてまた、歯科医療の原則はできる限り患者自身の歯で咬合を構築すること。
それゆえ欠損補綴治療において、インプラント補綴は積極的には行うべきでなく、
インプラントは最終手段という概念を我々歯科医はやはりもつべきと考える。
それゆえ、様々なことを加味しこの症例に対して、
臼歯部咬合位維持のため、歯牙移植処置による再欠損補綴(ブリッジ補綴)を行った。
しかし、#13に関してはインプラント補綴による処置が最善策と考え、
インプラント補綴を行った。
そこで、大局的に症例を考察するなら、
なぜ、
①#13は接着修復後、再植を行わなかったのか?
②#36は根分割を行い、「③45⑥⑥ で再補綴としなかったのか?
という疑問をもつ先生も中にはおられると思う。
この点については、症例の静的動的機能から論議しなければ
始まらないことであるが、ウェブ上ではこの詳細な点は記すことはやめておく。
ただ、実はこの症例、ある勉強会にてプレゼンをおこなったのであるが、
上記のような点をディスカッションできればと考えていたのだが、
結局違う観点の内容で時間内のディスカッションが終わってしまった。。。
(ディスカッションが盛り上がるような症例をもっていったつもりだったのだが…)
当院ではこの症例に対して、添付する写真のように治療を行った。
症例の補綴治療を大局的に考察するなら、
欠損を有する症例において、理想的な咬合の安定と維持を考えた補綴設計なら
欠損部位インプラントを植立することで答えはまとまってしまう。
しかし、臨床治療は患者の経済的背景も十分に考慮する必要があるため
術者が考える理想的な治療を行えることは多くはない。
そしてまた、歯科医療の原則はできる限り患者自身の歯で咬合を構築すること。
それゆえ欠損補綴治療において、インプラント補綴は積極的には行うべきでなく、
インプラントは最終手段という概念を我々歯科医はやはりもつべきと考える。
それゆえ、様々なことを加味しこの症例に対して、
臼歯部咬合位維持のため、歯牙移植処置による再欠損補綴(ブリッジ補綴)を行った。
しかし、#13に関してはインプラント補綴による処置が最善策と考え、
インプラント補綴を行った。
そこで、大局的に症例を考察するなら、
なぜ、
①#13は接着修復後、再植を行わなかったのか?
②#36は根分割を行い、「③45⑥⑥ で再補綴としなかったのか?
という疑問をもつ先生も中にはおられると思う。
この点については、症例の静的動的機能から論議しなければ
始まらないことであるが、ウェブ上ではこの詳細な点は記すことはやめておく。
ただ、実はこの症例、ある勉強会にてプレゼンをおこなったのであるが、
上記のような点をディスカッションできればと考えていたのだが、
結局違う観点の内容で時間内のディスカッションが終わってしまった。。。
(ディスカッションが盛り上がるような症例をもっていったつもりだったのだが…)