リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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24年7月21、22日 PGIセミナー

2012-07-23 08:27:53 | Weblog
今月も相模大野に行ってきた。
今回は先週スタッフに風邪をうつされた
フラフラな状態での参加。
そのため通常でもハードな研修会が超ハードになってしまった。
でも行くたび、
やはり自分の中でのコンセンサスや得るものは大きい。

西川先生 今月もありがとうございました

技工料 高くなくて 腕のよいラボを、

2012-07-20 12:28:20 | Weblog
『 技工料が高くなくて腕のよいラボを紹介してほしいのですが 』 
という問い合わせがちょくちょくある。
このような話を聞くたび 私はいつも考えることがある。
歯科医が求める
・精度が高く 形態がよい補綴物
・義歯作成が上手い
・でもって安い技工料
保険診療における技工物について特にこのような話が多い。けど、
これって一方的すぎじゃないか、、、

ならば
・精度の高いきれいな印象石膏模型
・多くの情報が入った印象模型
・適切なボルダーモルディングがされた義歯用印象
自由診療のものだけでなく保険診療のものでも
これくらいは最低限クリアーしてから、
歯科医が求めるものを物申した方がよいと思う。

自由診療じゃなく保険診療のものだから、
この程度のものでも、、という修復・補綴治療の技工物を
ラボに依頼してるのに、
「なんでこんな適合がわるい」「なんで形が変」って文句いう方が
おかしいと思う。

我々歯科医は歯科医師という立場に甘んじることなく
その立場だからこそ DTやDHに気持ちのよい仕事を
してもらう条件作りをして、初めて質の高いものができると
思うのだが、、、、、

なので私は、ラボを紹介してほしいと言われると
必ずといっていいほど、
「技工士の立場になった技工物がだせないなら、
  細かい文句をラボに言わないようにしてね」
って言って紹介してる。

レントゲンからみえる顎口腔機能

2012-07-17 08:05:36 | Weblog
治療後の良好な状態維持安定が注目される昨今、
対症療法でなく原因除去療法でなければならないが、
そのためには的確な診査診断が必要であることは
いうまでもない。

部分的な主訴のものであっても、包括的視点から難ある
状態が予測される場合、時に術者が行った処置によって様々な
問題を引き起こすことがあるのは周知のことであろう。

今回は懐かしい歯科医師国家試験風にしてみた。
症例は21歳女性 #21の違和感を主訴に来院。
エンドペリオの問題であったが、口腔内を精査したところ
全体的に診る必要があったため、顎関節規格撮影も行った。
その時のレントゲンを提示する。
このレントゲンだけでも多くの情報が読み取れる。

仁を以て義を成すは人に俸す

2012-07-14 14:58:31 | Weblog
ひさしぶりのブログ更新  やること多くて忙しすぎるため、、、
すっかり御無沙汰になっていた。

さて、今回はスガハラ研鑽日誌。 
すっかり忘却されそうになっていたこの日誌。

最近菅原くんに義務づけしてること
“毎朝 出勤時に神棚に挨拶すること”

宗教的な意味合いでこれをさしているわけでない。
臨床現場において専門的な知識と技術を切磋琢磨するだけでなく
対人医療現場における人としての優しさと誠意をこめた仕事を
常日頃から実践するための、仕事前の気合いを入れるためである。
そもそもどんな宗教でも大方の概念は『自分への戒め』『自分を律するためのもの』
であるので、当院ではそれを神道の神棚に向かって行わせているのである。
つまり、スガハラくんには、毎朝二礼二拍手し、神棚に向かって
『 今日も一日 患者さんによい治療ができますように
          今日も一日 がんばりマス! 』
などといったことを 精神統一してから自己暗示しろと言っている。
こうすることで、一日の仕事に対する姿勢は大きく違ってくるはずだ。

ちなみに、どんな職業でもそうだが、仕事に対する姿勢において、
就業時間前に余裕をもって出勤し、心に余裕のある状態で行う仕事は
自分自身にも非常に良いと考える。
また、たとえば、家でゆっくりしてから出勤するより、早めに出勤して
職場で一杯のお茶かコーヒーでリラックスすることもスガには勧めている。
戦国時代の武将は戦の前に茶道形式でお茶を飲む習慣があったといわれる。
(利休のこころ)これは戦場に向かう前に精神を整える目的で行っていたといわれている。

早い話が、朝礼もしくは神拝、お茶を飲む、などなど どんな形にせよ、
何かしら仕事に対する心構えを日々行うことは大切なのである。
それが医療現場や教育現場、宗教に関わる現場 であればなおのことである。

心のこもった治療、心のこもった一つ一つの手技は 私がいつも
言ってることだが、立派な設備 きれいな外観の医院
過大広告やましてや院内で患者向けにイベントなどでは
できるわけがない。
当人の仁徳よりなせることは言うまでもない事実である。


当院の神棚にまつわる過去の記事

23年2月1日のブログ