リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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2019年6月25日 PGI名古屋 月例会

2019-06-26 19:41:35 | Weblog
昨日の夜はPGI名古屋の月例会。
今月は論文抄読検討会で、パネラーは私だった。
私から一つの論文を提示し、その内容についていろいろ考察を展開し、
皆でディベートを行った。

論文抄読会はいろいろなグループで行われているが、
当会のものは趣向がかなり違う。
しかし論文を皆で集まって勉強するという意義を反映しているだけである。
今回参加された先生方にはかなり喜んでもらえたみたいであった。
とても参考になったというお話もきけ、非常に盛り上がった勉強会であった。

次回の論文検討会は9月だが、この時のパネラーは前岡先生。
彼のことだから提示してくる論文に対して、非常に洗練された考察などをだしてくるだろうな…
楽しみである。

2019年6月22,23日 第37回日本顎咬合学会学術大会

2019-06-24 07:55:24 | Weblog
先週末は東京へ
今回の学会ではPGI名古屋からは5名一般口演を行ってくれた。
皆、非常に質の高い症例発表を行ってくれた。
特に前岡先生は座長の先生からも絶賛されるほど
歯科医師のしての情熱がにじみ出た症例を提示してくれた。
当院の高木も親分(西川洋二)から満点に近い内容だと
評価をいただけたことは素直に嬉しい。
これからも東京で行われるこの学術大会には当会のメンバーには
どんどん積極的にプレゼンを行ってもらおうと考えている。

また昨年度の論文賞に、私と当会の坂口先生が受賞したが
私にとっては自分よりも私の仲間が受賞したことの方がとても嬉しい。
昨年は当院の高木も優秀論文賞を受賞しているし、学会誌論文において
この2年間でPGI名古屋より3名が論文賞を受賞したことは
スタディーグループの仲間にとっても励みになると思う。

充実した2日間を過ごすことができた。
参加されたPGIおよびPGI名古屋の皆さま お疲れさまでした。

私の日常臨床42

2019-06-14 08:46:51 | Weblog
久しぶりに臨床例を提示しよう
症例は70歳の男性
主訴は右下6の腫脹と疼痛。
同部は根破折が起こっていた状態であった。
左上欠損部には部分床義歯を使用されていた。
初診時私はパノラマレントゲンをみて治療計画は決定した。
この症例は勉強会で使用している症例なのであえて口腔内所見は提示しない。
術前術後のレントゲンだけで、何をどうやって治療したかは想像してもらいたい。
(手技の中においてはアドバンス的なことは行っている)

欠損部や抜歯対象歯となる部位は、インプラントを行っている医院では
すぐに第一選択としてインプラントを考える傾向が強い。
患者の切なる希望などがある場合、第一選択として行うが
私の場合、その前に考える選択肢を優先する。
インプラント治療は選択肢が残されていない場合のみの手段である。
やはり誰でもできる限り自分の歯で食事を楽しみたいはずである。

この症例も、華やかな症例ではないが、
何気ない日常臨床における地味な症例群すべてに
自分の持つ学術と技術を全力で駆使した治療を行う姿勢を今回も伝えたい。



2019年6月9日 包括歯科臨床論Ⅱ

2019-06-10 07:31:11 | Weblog
昨日は南清和先生による包括歯科臨床論Ⅱとして
咬合再構成の手順、前歯部補綴のためのティシュマネージメント、
インプラント治療などについて多くの症例を動画を交えながら
丁寧な解説をいただいた。
昨年よりも新しい症例が増え、内容もさらに濃くなっていた。
忙しい日程の中、当会の行事のために時間を割いてくださる
南先生には、いつも感謝するばかりである。

2019年5月31日 PGI名古屋 月例会

2019-06-01 11:08:03 | Weblog
昨日は夜20:30から当会の月例会があった。
今月は症例検討会。
塚本啓次先生と田中智子先生がパネラーとなって
彼らの症例についていろいろディスカッションを行った。
非常に活発な意見がでて、その内容も私がきく限りでは
的を得た内容で検討会に参加された先生方の
得たものは大きいと考える。

パネラーの両名の先生は、当会にどっぷりつかっているだけあって
考えてる視点、スライドの構成も悪いものではない。
特に卒後4年目の先生、一生懸命臨床を考えて治療をしようとする姿勢は
スライドの内容と資料で充分に伝わってくる。
今後、必ず化けるであろう先生の一人と考える。

来月は論文抄読検討会。パネラーは私だ。
充実した例会となるように準備を始めよう。