リキデンタルオフィス 医療関係者向けブログ

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28年4月23、24日 台湾顎咬合学会

2016-04-26 08:15:14 | Weblog
台北で行われた顎咬合学会ジョイントミーティング。
この学会で私は日本顎咬合学会中部支部としてプレゼンを行ってきた。
日本から7名の先生 台湾から6名の先生がプレゼンを行ったが、
今回、印象に残ったのは台湾の歯科もけっこうレベルが高いことであった。
良い学会に参加し、またそこで口演できたことを光栄に思った次第。

28年4月10日 BADS

2016-04-11 08:04:53 | Weblog
今月のバドは矯正治療の勉強会。例年同様、野寺先生がお越しになられ
GPが行う矯正治療についてと矯正専門医との連携におけるお話を
2日間通して行い、実習も。

因みに今回私は、
名古屋歯周補綴研修会のOB会と日程がダブルブックしていたので
バド勉強会中、OB会で会員発表をするために移動し、プレゼン後
またバドに戻るという少しあわただしい日を過ごした。

プレゼンテーションの本質

2016-04-05 12:06:24 | Weblog
学術の世界において、症例発表の意義と本質とは…
自分たちの臨床において、自分が現時点まで研鑽した中で
一生懸命考え処置した内容に関して、事実を自分なりにまとめた内容を
皆の前で発表するという形が本来のものである。
そして事実をもとに報告した内容において、
明らかに間違った見解であると指摘された場合はその事実を認め、
糧としなければならない。
しかし時には予演会などで、上記のように間違った内容があった場合、
本番のために、体裁をつくろうために、まちがってた事実を改変し、
隠したりすることを当然のように平気でする演者もいる。

自身に誇りがあるなら、周囲の人の助言に感化されることなく、
自分の中で自信をもって納得ができるようなプレゼンができるまで
臨床治療で切磋琢磨すればいいだけの話である。何も焦る必要などない。

特に若手は、症例発表において、自分のためにこの姿勢は培うべきである。
そして優劣や選考といった評価をしなければならない場においては
評価する側は、考慮するべき点の基準を明確にするべきであり、
明確にその理由を述べるべきである。
(症例に対する術者の考えと内容を討論し判断基準の一つとするべきである)
このことは名誉や体裁、誇示にこだわってる残念な人たちにはわからないと思うが、
裏打ちされた努力の根拠がなければ虚しいだけである。

私のスタディーグループのメンバーには、学術の世界に身を置くなら、
日常臨床で記録を追って、頑張って取り組んでいる多くの症例の中から
症例の事実をもとにまとめた内容にすること
(自分が本当によく考えた内容なら自然に理路整然と構成されるはず)を
絶対的に守ってもらうよう徹底している。

今回のこの話、何でこんなこと書いたか、
わかる人にしかわからないグレーな話w