りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

大雪の中のオオハクチョウ

2011-01-17 | 野鳥
午後から雪が小降りになったので、この大雪の中田尻池のオオハクチョウたちはどうしているのか訪ねました。

池の三分の一位が降った雪が融けずシャーベット状になって水面を被っていました。


白鳥は、全部で67羽で、大雪の日はお出かけ無しです。

池の中はたくさんのキンクロハジロ、ホシハジロ、


雪の上にはオナガガモの群でした。


中に、デンマークの詩人アンデルセンの童話そのものの < 醜いアヒルの子 >の姿が。

幼鳥です。嘴もまだ白っぽいですね。北に帰る頃には少しは白くなるでしょうか?

雪の上に、羽の付け根に血の色がついた白鳥が。


お正月に、山田川で葦が刺さったとか、なめて?癒していました。


餌(くず米)のおこぼれを探すしたたかなスズメたち

元気な白鳥たちでした。

大雪の中、今日も庭にはジョウビタキ、シロハラ、オナガ、ヒヨドリ、スズメ、ツグミの元気な姿が見れました。

◎ 横浜のけんちゃんからの疑問<オナガガモは陸に、キンクロハジロやホシハジロは水面に?>に答えて。海ガモ(潜水ガモ)と淡水ガモの違いを載せました。
 
 ①海ガモ(潜水ガモ)キンクロハジロやホシハジロ、他にミコアイサ、カワアイサ、  シノリガモ 等
  繁殖期以外は陸に上がらない。潜水に適応するために、脚が胴の後ろについている  ので歩くのが苦手。見分け方としてまた、体重が重いので水に浮いている時、尾が  水につかっている。
 
 ②淡水ガモ オナガガモ、マガモ、コガモ、ハシビロガモ、オシドリ、ヒドリガモ等
  潜水は苦手、水面に浮いている餌(草の種)を泳ぎながら嘴で漉してたべたリ、
  水面近くの水草(逆立ち)を食べる。

オナガガモ♂  逆立ちが上手。尾が水面より上がっていますね。上のホシハジロと比べ  てみてね。


キンクロハジロ♂ 黄色の目、後ろ頭の飾り羽が特徴


ホシハジロ♂ 赤い目


約6500人の命を奪った「阪神・淡路大震災」から16年(17回忌)、自然災害は恐ろしいですね。
コメント (12)
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