りんごの里から

毎日の出会いの写真をお届けします。

乗鞍高原紅葉狩り

2012-10-17 | ネイチャークラブ
昨日、ネイチャークラブ10月行事で、秋の乗鞍高原散策に行ってきました。

お天気に恵まれ、青空に紅葉が映え、白樺の白い肌が美しい紅葉を一層引きただせていました。

乗鞍高原 自然保護センター前から 乗鞍岳(剣ヶ峰 3026m) がくっきりと見えました。


<休暇村 乗鞍高原>から出発です。

      
牛留池へ


善五郎の滝へ


      

シラカバの木にヤドリギ(万葉名を‘ほよ(保与)’)がついていました


「 あしひきの 山の木末(ぬれ)の ほよ取りてかざしつらくは 千年寿くとぞ 」大伴家持(巻18-4136)
(山の木の梢に生えているほよを取って、髪飾りにして挿したのは、千年の長寿を祈ってのことです)

ヤドリギは、エノキ、クリ、サクラ、ケヤキ、ブナなど落葉広葉樹の枝の上に半寄生する常緑小低木です。古来、常盤木として新年の床に飾られたそうです。
冬になり、すっかり葉を落とした宿主の木の枝に青々と茂る姿を見て、人は生命力の強さや神秘的な力を感じたのでしょうね。その力を少しでも身につけたいとほよを髪飾りにした万葉びとはなかなかお洒落だと思います。
残雪の美女平で、雪の上に小さな金平糖のような花を見つけたことがあります。

北欧の神話でも神聖なものとされていて、新年のリースに使われるそうです。玄関のドアの上に飾り、新年を迎えたときにそのヤドリギの下に立ってキスをするとその一年が幸せになる・・・とか
冬になる頃、黄色や赤い実をたくさんつけます。レンジャクがその実を好んで食べます。墓の木公園で見ました。

一の瀬園地で昼食後、小梨(ズミ)の小径へ


      

あざみ池


偲ぶの池


まいめの池


乗鞍岳をバックに大カエデ


足元は、マツムシソウが群生。残花です。
      

出迎えてくれたのは、青い空に ノスリ 二羽


黄色のコスチュームのリンゴドクガの幼虫


ミズナラのどんぐり


ツルウメモドキの赤い実が可愛いですね。


終日お天気に恵まれ、美しい乗鞍岳が眺められる素晴らしい紅葉狩りでした。

企画してくださった、Hさん Yさんありがとうございました。
コメント (6)
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