いわゆる針子とはメダカの
稚魚のことですがなかなか
どうしてハリコちゃん育成が
難しいリンキチです。
もう10月に突入している今日
この頃ですがウチのメダカは
この時期めっちゃ卵を抱えて
いたりします。まだそこそこ
の水温だからでしょう。
でも放置状態ではまず孵らない
環境です。というのも親メダカ
に食われる前にエビに卵を食わ
れてしまうという現状が。
エビがいなければ卵付きの水草を
親池から拾って隔離管理すれば
済むのですが水草に付いた時点で
エビが食べてしまうのでそれが
不可能です。
巨大魚に見える?メダカです。
どアップ、トリミングしてる
ので。
そこでこのメダカのように
卵お抱え状態を見つけたら
即、すくい上げて隔離水草
エリアに入れる、そして
メダカに付いている卵が
無くなったら親池に戻す、
といったやり方で針子ちゃん
育成ミッションを開始。
隔離水草エリアの水草をよーく
見ると卵が装着完了!
親メダカを親池に戻し、卵は
このまま放置観察します。
卵の中には有精卵と無精卵が
あり、無精卵の場合、白くなり
そのうちカビに覆われ、孵る
ことはありません。
ちなみに隔離エリアは2Lペット
ボトルを上半分を切り取った
下半分を使い、上部にオーバー
フローの穴を開けてあります。
これを水温を同じに保つ為、
親池に浮かべて管理します。
一方、有精卵はその後よーく
観察するとハリコちゃんの
目玉が見えてきます。
ここで失敗事例を。
卵がなかなか孵らない中で
隔離エリアも汚れるので清掃
水替えを繰り返し、何度か卵を
流してしまう。
で、もう孵る卵も無いと判断、
隔離エリアも閉店ガラガラ、残水
を親池に流し、育成ミッション
終了を決める。
直後、何気なく親池を見ると!
3匹の針子ちゃん泳いでるー!
すぐに救って隔離すればよかった
のですが何とか生き延びれるか、
と判断して放置したら、そのまま
行方不明に。
せっかく針子ちゃん孵せていた
ので育成ミッションを再開。
そして今度は隔離エリアの清掃
水替えをした後、親池に浮かべ
直した際に水の量が多かったのか
隔離エリアが親池に沈み、気付いた
時にはエビのクソ野郎が入り込んで
しまった時ー、悲しい時ー。
もうすぐ孵るであろう卵が全滅。
それでもめげずに親メダカが
卵を抱えたら即すくいあげ隔離。
そしてやっと隔離エリア内で
針子ちゃん4匹確認。すんごい
小さいです、全長2、3mmぐらい、
しかないので虫メガネでないと
見えません。
ちなみにエビは意外に勝手に繁殖。
それでもある程度の稚エビはメダカ
に食べられていると思う。
でもエビもやめられない、とまらない。
ミナミヌマエビは意外とカラフル
なので水槽内が映える。
このエビは孵らない白くなって
しまった無精卵を食べています。
生まれたばかりの針子ちゃんは
お腹の辺りに白い玉?をがあり、
これが養分を供給している。
なので暫くは餌は不要らしい。
針子ちゃんの育成環境は植物性
プランクトンが豊富な状態、
極端に言えば緑色に濁った水、
が良いらしい。
清掃しない放置のそこそこの
汚れ水にしておく。
小さすぎる針子ちゃんの餌は通常の
餌では大きすぎる為、口に入らない。
なのですりつぶして粉末状してから
与える。
それでも餌やりを続けてると
水質の悪化がちょっと心配に
なってきました。
そこで水替えをしたのですが
この時、またもや大失態。
4匹いた針子ちゃんが2匹しか
いない!2匹行方不明に。
恐らく、水替えの際に見落とし
で親池に放流してしまったようで。
またやってもうた、最悪!
それでもまだ卵抱えている
親メダカ発見!
即、逮捕して収監幽閉。そして
釈放、この繰り返し。
ただし、この卵たちも半分以上
無精卵だった。
結局現在、生き残りは2匹の
針子ちゃん、と卵が数個。
でも卵はもう無理っぽい。
とりあえず、2匹は順調に
成長していて虫めがね無し
でも見える大きさに。
失敗の連続ですがなんとか
育てあげたいです。