さんけいの みにちゅあーとは、最近多くの鉄道模型ショップで取り扱われている、1/150ペーパークラフトのストラクチャーシリーズです。厚紙をレーザーカットしているので、非常に精巧な仕上がりです。
作る側としては、塗装もいりませんし、木工用ボンドだけで作れちゃいますので、臭気の心配をしなくて良いのが嬉しいですね。ペーパーなので基本は「つや消し」ってところが、プラのイージーキットでは所詮つや消しコートが要るのと違うところです。難点はお値段でしょうか?ペーパークラフトなのにめっちゃ高価で、KATOやTOMIXのストラクチャー類とほとんど同じ値段です。トミーテックのジオコレよりは高いかも!
なにはともあれ一度作ってみることにしました。お題はどんなシチュエーションでも使えそうな「ビルA」を選択。組み立ても簡単そう~
さんけい さんのHPを見ますと、作り方が紹介されています。それを見ますとノズル式の木工用ボンドとアラビアのりを使い分けているようでしたので、それに準じたものを買ってきました。
しかし、結果から言うとアラビアのりはあまりお勧めできません。水分が多いせいか2枚の紙を貼り合わせる時に反りが出てしまうんですね、、、圧着すれば問題はないですが、それは少し面倒です。
逆に速乾性の木工用ボンドは反りが出ずに、乾燥も速くサクサクと作業が進みます。ノズル径が小さいものを選びましょう。そして筋を引くように塗るのではなく、多点を打つように塗布すると、はみ出しも少なくなって非常に良いです。
窓は付属のプラ版を両面テープを切り出して裏から張るのですが、コレが一番作業に時間がかかりますね。これをあわせると結局2~3時間くらいはかかります。
しかし非常にお手軽に完成できてしまいます。パテ埋めやヤスリがけができないので、エッジ部分の接合面がやや気になりますが、、作っているときは気になっても、実際電車のバックにおいて少し遠めで見ると全く問題ないレベルです。
時間や環境のないモデラーにはなかなか良い、モデリング不満解消になりますね、お勧めです。次はナニを作ろうかなぁ、、、最終目標は「サツキとメイの家」ですがね。