ヒロヒコの "My Treasure Box"

宅録、DAW、ギター、プログレ、ビートルズ、映画音楽など趣味の四方山話

アナログ・コレクション: CBSソニー・レコードはキャップ型帯

2018年05月05日 | ミュージック
 5月に入って久しぶりの投稿である。先月は投稿ゼロ。私の人生において最初で最後という出来事があり、生活が大きく変わったためである。ようやく書く気がでたので、2ヶ月近い不在を無視して前回のレコード帯の続きを。
     
     
     
 国内盤の中で最も特徴的な帯を掛けていたのはCBSソニー・レコードであろう。横長の帯がジャケットの上部に置かれ、名付けてキャップ(帽子)型帯である。一般的には帯はジャケットに巻き付けられているため外れない。しかし、こちらのタイプはジャケットの上に載っているだけなのですぐ外れてしまう。従って、記憶の限りでは透明なシュリンクが張られていたと思う。
 我がコレクションを探してみると、「ひとりごと/ポール・サイモン」「栄光のル・マン/オリジナル・サウンドトラック(ミシェル・ルグラン)」「1958マイルス/マイルス・デイビス」「ウェルカム/サンタナ」の4枚が見つかった(前者の2枚に見られるオレンジの縞模様が懐かしい)。このうちサンタナとマイルスは裏側も横書きなのだが、サイモンとル・マンのサントラは縦書きで、3枚目の写真のようにセットすることもできる。すると、どちらが表なのかわからなくなるのだが、よくLPを棚にしまっておくと背表紙が日焼けして変色することが多かったので、このように縦にセットしておくとそれを防ぐことができた。後に紙ジャケの国内盤CDについている帯と同じ効果が得られたのである。
 まあ、そんなに偉そうに書くことでもないのだが、それほど異色の帯だったということだけはお伝えしたい。