知人の紹介で知ったこのアルバム、すっかり気に入ってしまい現在ヘビーローティション中である。Rumerはパキスタン出身のイギリス人シンガーソングライター。経歴を見るとなかなか波瀾万丈の人生を送ってきた様だが、それとは裏腹の甘くてロマンティックな曲調にうっとりし、そして歌声は時々カレン・カーペンターに似て聞こえ、美しくも切ない。最近の若手シンガーのような派手でアップテンポの曲はなく、しっとり情感を歌い上げる。私の年齢と今の季節にぴったりはまる。バート・バカラックが彼女を絶賛したというが、彼の名曲Alfieも歌っている。今まで聞いた数多くのカバーの中で一番好きになった。難しい旋律をさらっと美しく歌い上げている。新作と思ったらこのファーストアルバムは2010年リリース。3年近くも聞きそびれていたとは。
続くセカンドアルバムBOYS DON’T CRYは彼女のセレクトした曲のカバー集。ポール・ウィリアムス作のTravelin’ Boyに懐かしさを感じ、ホール&オーツの名曲Sara Smileやトッド・ラングレンBe Nice To Meもすっかり彼女の持ち味が加わり別の曲のよう。彼女の存在を知らせてくれた知人に感謝し、秋の夜長ミステリ小説を片手に耳を傾けよう。
続くセカンドアルバムBOYS DON’T CRYは彼女のセレクトした曲のカバー集。ポール・ウィリアムス作のTravelin’ Boyに懐かしさを感じ、ホール&オーツの名曲Sara Smileやトッド・ラングレンBe Nice To Meもすっかり彼女の持ち味が加わり別の曲のよう。彼女の存在を知らせてくれた知人に感謝し、秋の夜長ミステリ小説を片手に耳を傾けよう。